もうすぐプール開き! それに伴う水いぼ、シラミの問題 〈水いぼ編〉

2018.7.16 健康・美容

もうすぐプール開き! それに伴う水いぼ、シラミの問題 〈水いぼ編〉

#健康

どうもこんにちは、かなづちでもプール大好きなtomoちゃんです!
もうすぐ子供たちが待ちわびたプール開きの季節です!
楽しいプールですが、やっかいなことも。
今回取り上げるのはそんなプール開きに付きまとう水いぼ、シラミ問題。

水いぼ編
水いぼができたら…
水いぼは、普通の子どもにできた場合には、特に痒みもなく、時間はかかりますが治療をしないでも自然に治ってしまうものです。
気をつけたいのは、アトピーなどで皮膚が弱いお子さんの場合。
かゆみが出て、かき崩してしまう場合もあるので、早めに皮膚科で診察を受けた方がよさそうです。
プールについても、刺激が増えるのでお医者さんに相談してみましょう。

水いぼがあるとき、プールは入れる?
昔は水いぼのある子どもはプール禁止が一般的でした。
保育園や幼稚園、水泳教室など水いぼに対しての認識がそれぞれ違い、水いぼのためにプールが禁止されてしまうことがよくあったのです。
そこで、日本臨床皮膚科医会・日本小児科皮膚科学会・日本皮膚科学会の統一見解(平成27年5月)として「プールの水ではうつらないので入ってもかまわない」と水いぼを理由にプールを禁止する必要がないことを保育園・幼稚園・学校の先生方にお知らせを出しました。
また、厚生労働省保育課は保育園での対応は「学校保健法に準じる」とし、保護者に不満や不安がある場合は解消するようによく話し合うことを指導し、子どもにストレスのかかるほどのプールの禁止は行き過ぎだと説明しました。
こうしたこともあって、水いぼがあっても現在では多くの保育園、幼稚園でプールに入れます。

水いぼがあるときのマナー
今は水いぼでもプールOKという認識が広がりつつあります。
ただし、水いぼが大きくなってきたときはちょっとした衝撃で破れてウイルスが出てしまうこともあるので注意が必要です。
また、プールの水を通しては感染しないと行っても、水着になれば肌と肌が接触するリスクが高まるのは確かです。
絆創膏などを貼ってお友達に感染させないように配慮することが大切です。
また、プールの水そのものでは水いぼは感染しませんが、浮き輪やビート版、タオルの貸し借りでは感染してしまうので貸し借りはしないように、プールの後はシャワーで肌をきれいに洗い流しましょう。
水いぼはプールに入ると感染すると思っている方もたくさんいます。
レジャーでお出掛けの際には水いぼが体中にあるとまわりの目が気になるママもいますし、快く思わなかった方とのトラブルの原因になりかねません。
ラッシュガードを着せることによって水いぼが見えなくなるので水いぼを気にしている子どもが気兼ねせずのびのびと遊べます。
水いぼが水着から出てしまう箇所は水をはじくタイプの絆創膏(防水パッチ)を貼るのもおすすめです。

水いぼがあるとプールに入れない園も…
保育園や幼稚園はその園の方針があります。小さな子ども同士なので感染を防ぐことを第一と考えリスクコントロールのためにプールが禁止の園はいまだにあります。
また他の保護者の理解を得られないこともあります。
「専門家たちが統一見解を出しているじゃない!」「他の園ではOKだった!」などと園側の対応に感情的になるのはおすすめできません。
あくまで冷静に事情を説明しながら、どうすれば入れるのか相談するというスタンスでいましょう。

長くなってしまったので、シラミ編は次回。

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