生の鶏肉は油断大敵!!カンピロバクター食中毒から身を守ろう!

2019.10.4 健康・美容

生の鶏肉は油断大敵!!カンピロバクター食中毒から身を守ろう!

#健康

生の鶏肉は油断大敵!!カンピロバクター食中毒から身を守ろう!

夏場が過ぎて、涼しくなってきましたね。
夏場は、暑くて食べ物の食中毒に注意を払いますが、油断大敵です。

特に、怖いのが「カンピロバクター食中毒」です。




概要



カンピロバクター食中毒とは、食中毒を起こす可能性がある病原菌です。微好気性といい、酸素が少しある環境を好み、酸素が十分にある通常の大気や、逆に酸素が全くない環境では増殖できません。また、発育(増殖)できる温度域は、30℃から46℃です。
主な生息場所はウシ、ブタ、ヒツジ、ニワトリ、イヌ、ネコ、ハトなどの動物の消化管内です。

特に注意が必要なのが鶏肉です。
毎年、鶏肉を生やレア焼で提供している飲食店から500件以上の「カンピロバクター食中毒」になったという報告が上がっています。

しかし、食べれば必ず食中毒になるわけではありません。その日の体調によって発症するかどうかが大きく左右されるのです。
たとえば、5人で鳥のさしみを食べたとしても、一人だけカンピロバクター食中毒になったしまったというケースも多くみられます。




潜伏期間・症状


 潜伏期間ですが2日から7日といわれており、他の食中毒菌に比較して長いのが特徴です。時間をおいて食中毒になった場合は、カンピロバクター食中毒の可能性を念頭に受診されると問診で答えられます。

主な症状は、下痢、腹痛及び発熱で、他に倦怠感、頭痛、めまい、筋肉痛などが起こることもあります。初期症状は風邪や胃腸風邪に似ているため判断が難しいこともあります。


気をつけること


・鶏肉は中までしっかり火を通した状態で食べましょう
・外出で生の鶏肉を極力食べないように心がけましょう。
・日頃の生活リズムを整え、免疫を高めましょう。


まとめ


これから寒い季節になると鍋に鶏肉が入ることもあります。鶏肉の食べ方には要注意ですよ!

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