2020.3.9 健康・美容
静電気はどんな時に起こりやすいの?しくみを知って対策してみよう
少しずつ春が近づき、温かい日が増えましたね。
乾燥する日もまだまだ多く、「静電気」も気になる時期も続きます。
そんな「静電気」ですが、どんな仕組みで発生し、どうやったら防げるのかをお子さんに聞かれたら少し戸惑ってしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私自身もその1人ですので、今回は一緒に静電気のしくみや予防策を見ていきたいと思います。
そもそも静電気とはどんなもの?
静電気は「原子」からできています。静電気に限らず私たちが普段触れている酸素や二酸化炭素、水素なども様々な原子から成り立っています。
物や私たちの体には「プラス」電気と「マイナス」電気が存在します。
そのプラス電気とマイナス電気は電気を打ち消しあいながら釣り合いをとって存在しています。
しかし、二つのものをこすり合わせる等するとそのプラスとマイナスのつり合いが取れなくなり、電気が外へ飛び出します。このようにものから飛び出してきた電気のことを「静電気」といいます。
静電気が起こると、電気と引き合ったり反発しあったりする力が働くため、下敷きに髪の毛が吸いつくという現象が起こります。
静電気しやすい環境はどんなところ?
静電気がしやすい環境は、「気温」と「湿度」が低い所と言われています。
具体的には、気温25度以下、湿度20%以下が発生しやすいようです。
いわゆる“乾燥している”環境に静電気は発生しやすくなります。
逆に湿度が高いと静電気の発生量が少ないのはなぜか気になる所ですよね。
『水は電気を通しやすく、電気の逃げ道になる』というのがヒントになります(^^
答えは、湿度が高いと水分量が多くなるので人も気づかないくらい素早く静電気が分散してしまうからです。
静電気は一年中発生していますが、湿度や湿度が高いとすぐに空気中に放出されるということですね。
難しい話より対策が知りたい方へ
対策グッズなしでの対策方法
★肌と髪を保湿する …“水分は静電気の逃げ道”なので、保湿は効果的です。
★ドアノブを触る前に壁や地面を触る … 金属以外の壁や地面にゆっくり触り放電します。
対策グッズを使った対策方法
☆静電気防止スプレー … こんなものもあります。
☆静電気ブレスレット … お洒落なものもあります。ぴったりサイズがおススメ
いかがでしたでしょうか。
全ての方法は、完全に静電気をシャットアウトできるものではないのですが、静電気がどうしても気になると言う方の役に少しでも立てましたら幸いです。