履きつぶした靴下の活用法 穴の開いた靴下の再利用のすすめ

2021.10.13 子育て

履きつぶした靴下の活用法 穴の開いた靴下の再利用のすすめ

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人によりけりですが、身だしなみの面からも日常的に靴下を履く方は比較的に多いと思います。

そういった靴下も、何回も履くうちに「かかとに穴が…」「指先部分が破れた」「生地全体が伸びきってしまった」など色んな形で靴下を履きつぶすことになります。

そんな履きつぶし靴下を、再利用するとなった時に「拭き掃除の用具」として使う方法が最も良く知られていると思いますが、

掃除以外でも、あらゆる用途で「もうひと働き」させることが出来るのです。



この記事では「靴下の平均的な交換の目安」と「靴下の再利用の方法」をご紹介いたします。



1. 靴下は、「再利用できる消耗品」



靴下に期待される効果は、「ファッション性を演出するアイテム」「足元の暖の確保」「汗の吸収」「足(と肌)を保護する」「運動機能の補助」効果です。

効果を挙げ始めればキリがありませんが、「素材が丈夫」でなければこれらの効果はもたらされません。

そのように考えた時に、履きつぶした靴下を再利用する方法を探すことは、「丈夫な生地の布を使って何が出来るのか?」を追究することに等しいとも言えます。

2.靴下の平均的な交換の目安



ところで、靴下は、平均的な数字でみて、そもそも何回くらい履けるのでしょうか?

お座敷席や、ママ友・パパ友の自宅に伺った際に、もしかしたら靴を脱ぐタイミングがある時もあるかと思います。

そういう時に「しまった!靴下に穴が空いている…」というハプニングに見舞われないためにも、おおよその交換の目安を知っておくと便利です。

①靴下の寿命について

たとえば、今の季節(秋)用のお気に入りの靴下が3~4足ある場合に、ぐるぐるとローテーションで履いてみるとします。

素材にもよりますが、それぞれが30回ほどに達するころには、生地が「しんなり、くたくた」になっている確率が高いです。

意外なほど、靴下は消耗しています。

靴下の寿命の判断基準には、次のようなものがあります。

・どこかに穴が開いた
 見た目としても、また機能的にも役に立たない状態です。

・生地が全体的に伸びた
 生地が伸びたということは、繊維構造としても靴下が寿命を迎えている兆候です。

・はきぐちに緩みが出る
 はきぐちにゆるみが出ると、靴下がずり落ちて使い辛い状態になります。
 ちなみに、はきぐちのゴムは干すときに下向きになる(=水分が溜まる)ときに劣化が進みます。

・かかと部分が薄くなる
 穴が開くことに似ていますが、どうしても擦れて薄くなりやすいのがかかと部分です。
 靴を脱いで正座をするときに、かかとの擦り切れ具合はかなり目立つものです。

・ニオイが落ちなくなった
 靴下は、直接肌に触れる物だけあって、洗濯をしても皮脂が残りやすいことがあります。
 生地に洗い残った皮脂に雑菌が繁殖するため、ニオイが落ちなくなった段階になると、靴下の状態は不衛生となります。

3. 捨てる前にもう一つの役割



靴下に関しては、捨てる前に「ちょっと、待った」です。

見立てを変えることで、皆様が今捨てようとしている靴下が生き返るかもしれません。

①ホコリ取り
皆様は、「何日か掃除をしなかった床を歩いたときに靴下がホコリを吸着した」という記憶がありませんか?

あの状態から考えると、「履きつぶした靴下はホコリ取りに最適」という結論が導き出されます。

カーテンレールやエアコンのようなホコリが溜まりやすい場所の掃除に始まり、フローリング用のフロアモップに装着しても活用することが出来ます。

②先端を切り詰めてレッグウォーマーにリメイク
冬の足元の寒さをしのぐには、レッグウォーマーが便利です。

しかし、レッグウォーマーはわざわざ購入しなくても良いです。

お気に入りの靴下に穴が空いてしまっても、先端部分以外を切り落とせば、レッグウォーマーに早変わりします。

靴下としては使えなくなっても、再利用する道があることを知っておくだけで、お得感倍増です。

③家具のクッション材にリメイク
お子さんがまだ小さい場合には、ローテーブルの角などに生地を張り付ければクッション材として活用することが出来ます。

フローリングの上に家具を置く場合は、例えば椅子の脚などは、そのまま引くとフローリングに傷がついてしまいます。

そこで、脚に補修済の穴あき靴下を履かせることで、フローリングが傷つくのを防ぐことが出来ます。

④防虫剤の代わり
鉛筆の削りかすを、靴下につめて口を閉めたら、クローゼットの中へ入れます。

これだけで、防虫剤の代わりになります。

わざわざ防虫剤を買わなくてよくなり、節約になりますね。

⑤花瓶を彩る
花瓶は、シンプルなデザインが好みでない方にとっては、無機質なものとして目に映るかもしれません。

レッグウォーマーを作る時に同じく、先っぽの切り取る長さを調節すると、お気に入りだった靴下をリメイクした花瓶カバーに生まれ変わります。

まだまだ、活用方法は、沢山あります。靴下は、履きつぶすとすぐに捨ててしまいがちですが、もうひと働きさせることで、靴下が最大限に活きます。

まとめ


靴下は、とくにお子さんの場合ならば、成長に伴って足のサイズが大きくなるたびに、買い替えが必要です。

大人の場合は「履きつぶした後はゴミ箱に直行させる」という方も少なからずいらっしゃるかと思います。

「エコバッグ」などのような「エコ」という言葉を冠した物品や行動はありますが、身近にできる「エコ」な行動として靴下から改革していくという手もあります。

この記事が、靴下の再利用方法に気が付くきっかけの一つになれば幸いです。

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