2022.1.7 子育て
初詣の始まりはいつ?神社とお寺の参拝方法もご紹介します!
年末年始には様々な行事があります。
今回ご紹介するのは、年始の行事“初詣”です。
初詣って何?
いつから始まったの?
お参りの仕方は?
そういった疑問にお答えします!
1.初詣とは
初詣とは、新年の初めにお寺や神社で「新年も無事に過ごせますように」とお参りする行事のことです。
その元になったのは、時計が無い時代にあった「年籠り」と「恵方参り」という行事だと言われています。
その年籠りや恵方参りとは何なのでしょうか?
(1)年籠りとは
ずっと昔には、時計が無く正確な時間というものが存在していませんでした。
そこで当時の人々は、日が暮れる頃は1日の終わり、夕方からが1日の始まりと考えていました。
なので、その時代のお正月というのは、大晦日の夕方からでした。
お正月になると各家庭の代表者達が、自分たちが住む土地を守る神様が祀られている神社に行き、元旦の朝まで夜通し祈りを捧げました。
この行事を「年籠り」といいます。
(2)恵方参りとは
最初に、恵方とは干支によって定められる歳神様がいらっしゃる方角のことを指します。
恵方参りとはその名の通り、恵方にある神社に行き、お参りをすることです。
(3)現在の一般的な初詣
現在の一般的な初詣は、当時の習慣からは大きく異なりました。
元旦から1月3日までの3日間にお寺や神社へお参りに行く方が多いですね。
明治中期から現在のような形式の初詣が始まった、と言われています。
2.神社とお寺では参拝方法が違う!
神社とお寺では、参拝方法が大きく異なります。
どう違うのか?見ていきましょう!
(1)神社の参拝方法
まずは神社の参拝方法についてです!
1.賽銭箱にお賽銭を優しく入れます。
2.鈴がある場合、鈴を鳴らします。
3.二礼二拍手一礼をします。
トピック!
…二礼二拍手一礼とは?
2回礼をし、2回手を叩き、そのまま手を合わせて祈りを捧げ、祈りが終わった後に1礼します。
(2)お寺の参拝方法
お寺の参拝方法は次のようになっています。
1.賽銭箱にお賽銭を優しく入れます。
2.鰐口(わにぐち)がある場合、鰐口を鳴らします。
3.合掌する。
…手を叩かず、静かに手を合わせて祈りを捧げます。
4.祈り終わったら、一礼します。
トピック!
…鰐口とは?
お参りする場所に吊るされている、銅でできた丸いもの。
鰐口より手前にある垂らされた縄を振って鳴らす。
3.まとめ
初詣についていかがだったでしょうか。
この記事が、皆さんの初詣で役に立つと、嬉しく思います。