2024.4.25 健康・美容
気圧や天気の変化で不調はなぜ起きる?できる対策や対応策もお伝えします。
(はじめに)
なんか調子が良くないなと思ったとき、くもりや雨の日や季節の変わり目の時期だったことはありませんか?
それは気象病と呼ばれていて自律神経の乱れが原因です。体の不調の原因やどう対処できるかをお伝えします。
1.自律神経の乱れが原因
人の体は気圧の変化に無意識に対応しています。
交感神経と副交感神経のバランスを取って環境に適応しようとしますが、ストレスなどによりこの切り替えがうまくいかず不調になります。
これが導入でもお伝えした「気象病」の正体です。
2.気象病の症状になりやすい人の特徴
気象病が原因と考えられる不調は、頭痛や首や肩がこる、体がだるい、低血圧、気分の落ち込み、関節痛などがあります。そういった不調になりやすい人はどんな特徴の人でしょう?
・気象病になりやすい人の特徴
女性や高齢者、10代の人たち、頭痛になりやすい人や、乗り物に酔う人、生活習慣が健全でない人(睡眠時間が安定していない、朝の食事をしていない、運動をしていない、朝起きてから太陽の光を浴びていない)が自律神経が乱れやすく気象病になりやすいです。
3.不調にならないための対策
(1)姿勢をよくする
パソコンやスマホを使っていると無意識に姿勢が悪くなってしまい、体内の酸素が不十分になってしまいます。体内が不十分な酸素状態だと体が緊張した状態になり、自律神経が乱れてしまいます。
姿勢が良くなると自律神経が整っていき調子がよくなり、疲れにくい体になり精神も安定します。
(2)健全な生活習慣を過ごす
色々な不調の対策として良い生活習慣を過ごすことが挙げられますが、気象病の予防にも当てはまります。
運動や睡眠、食事やストレスに気を配り不調の予防をしていきましょう。
(3)着圧ソックスを利用する
天気や季節の変化で頭痛になる人は着圧ソックスを利用する手もあります。
ただし昼間にのみ使用してください。寝る時も着たままにすると体内の水分や血の流れが悪くなり、逆に頭痛の原因になります。
(4)耳のマッサージ
天気や季節の変化による不調は内耳が環境に対応しきれないことで発生します。耳のマッサージをすることで予防にもなり不調を改善にも繋がります。専門家などの詳しい対処法を調べて試してみましょう。
(5)適度な運動や入浴で血流を良くする
血の流れを良くすることで、気象病の痛みの対策になり自律神経を整えることに繋がります。ゆっくりと湯に浸かることで体のバランスが整いストレスの解消に繋がります。
(6)天気痛の耳栓をつける
実は気圧の変化に対応するように作られた耳栓が存在します。自分に効果があるのか試してみるのも良いかもしれません。
(まとめ)
季節や天気の変化による不調はつらいですが、ひどくなることを防ぐ・予防する方法も存在します。日頃の生活を良くし、意識して対処をすれば楽になるでしょう。病院に受診しにいくという選択肢もあります。