2024.9.24 子育て
一生モノの歯のために!子どもの口腔ケアのアレコレ
80歳までに20本の歯…残せそうですか?
皆様は8020運動をご存知ですか?「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という趣旨のもので、
高齢者になっても自分の歯で飲食できるようにするべく、子どものうちから意識しておくと良いですね。
しかし、歯磨きに対する意識やケア方法について、子どもはまだまだ未熟です。
という訳で、今回はお子様の口腔ケアについて調べてみました。
親子で楽しく口腔ケアをできれば、80歳までに20本の歯を残せるかも?
口腔ケアの代表、歯磨きを極めよう!
世間に数ある口腔ケアの不動の王者は、やはり歯磨き。歯磨きなしでは口腔ケアを語れません。
・いくつから歯磨きをする?
「歯」を磨くので、基本的には乳歯が生えてきてからです。
ですが、歯が生える前から歯ブラシを口の中に触れるなどして慣れさせれば、
いざ歯磨きが始まったときにすんなり歯ブラシを受け入れてくれるようになるでしょう。
最初期は歯を磨くことよりも、歯磨きに慣れてもらうことに力を入れましょう。
・どんな風に歯を磨く?
子どもが小さいうちは親が歯を磨いてあげましょう。
デリケートな子どもの口内を傷つけないよう、やさしく歯ブラシを動かすように気をつけてください。
ひとつの歯に対し小刻みに歯ブラシを動かし、20回ほど磨くのが良いです。
子どもひとりで歯磨きできるようになったら、仕上げ磨きをしてあげてください。
子どもでは磨きにくい奥もしっかりと磨いて、虫歯を防ぎましょう。
磨き方参考リンク
その他の口腔ケア
そのほかにもこんな口腔ケアグッズがあります。
どれも薬局や歯医者で気軽に買えますので、日々の歯磨きにプラスするのがおあすすめです。
・デンタルフロス
歯と歯の間の汚れを取る糸状のアイテムで、主に小学生以上のお子様におすすめです。
特に残りやすい言われる歯と歯の間の汚れを、糸を通すことによって取り去ります。
最初のうちは奥歯などに通しづらいので、親が力を貸しましょう。
・マウスウォッシュ
歯磨きの代わりにはなりませんが、優秀なアシスト役を期待できます。
刺激の少ないタイプで、フッ素が配合されているものもありますね。
生活習慣も見直そう
意外と虫歯に直結するのが生活習慣です。お菓子やジュースを一日中飲食している、
酸味のあるものをよく食べる…など、歯のダメージになることは日常のあちこちに転がっています。
おやつは決めた時間だけ、酸味のあるものを食べたらうがいをする、など、
ちょっとした工夫で、虫歯のタネをつぶしていきましょう。
さいごに
子どもの口腔ケアについて書かせていただきました。
このほかにも、かかりつけの歯医者さんを作り、定期健診などしましょう。
歯、特に永久歯は一生モノの器官です。
一本も失うことなく生涯を過ごせるように頑張りましょう!