2019.10.23 健康・美容
「舌」は体のバロメーター!「舌ケア」の正しい方法を知ってみよう
最近、毎朝の舌ケアがやっと習慣づいてきた気がします。
そんな舌ケアですが、なぜ必要なのかご存じでしょうか。
舌ケアがいい、と言われても理由がよく説明できない方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、舌ケアのことについて書いていきたいと思います。
そもそも「舌」は体の中のことを教えてくれるバロメーター!
中国での医学では、「舌」→食道→胃→腸→肛門までを一連の内臓と捉えています。
「舌」にはたくさんの血管が集合している証拠に、舌は赤く見えますよね。
舌の大きさが体格に影響する、年齢を重ねて体内水分が減ると舌も薄くなっていく、などと言われるほど舌は体と繋がっているのです。
口臭のもととなる「舌苔」を落とす「舌ケア」のポイントは?
舌が白くなる原因は、「舌苔」というものが関係しています。
この「舌苔」は口臭を引き起こす菌から成り立っています。
舌に生えている繊維状の組織の根元に菌が住みつくことで舌苔ができるのです。
舌苔は十分な唾液量があれば、唾液で洗い流されるのですが、
加齢やストレスで唾液量が減ると、菌が溜まって舌苔が増え、口臭が出やすくなります。
そこを舌ケアすることで、口臭対策になります
NG!強く硬めの歯ブラシなどでゴシゴシ磨く
→舌を守る粘膜を剥がしてしまうと舌に炎症が起き、より強い口臭になります。
→また味を感じる「味蕾」を傷つけて、味覚障害にもなりかねない!
正しい「舌ケア」や口臭ケアのポイントは?
★朝一に一日一回!奥から前へ!舌ブラシで5,6回かく
→やりすぎを防ぐため、一番「舌苔」の多い朝一に行うと良いでしょう。
★よく噛んで、よく話す(歌うもOK)
→唾液の分泌量を増やすために、口や耳の舌などを刺激するのがよいです。
いかがでしたでしょうか。
舌のケアに役立てれば幸いです。