小学生の放課後の過ごし方どうする?共働き世帯の解消法5選紹介!

2022.12.8 子育て

小学生の放課後の過ごし方どうする?共働き世帯の解消法5選紹介!

#教育



はじめに


小学生の放課後の過ごし方は、共働き家庭が増えてきたことで以前と変わっていきました。
共働きの形は多種多様で、例えば子どもの小学校の入学時に週3日程度のパートをし始める、リモートワークを取り入れ在宅日と出社日を設ける働き方があります。
他の共働き家庭の小学生の放課後の過ごし方の例を紹介し、実際に子どもの世話をしてくれるサービスを紹介します。

1.小学校低学年の放課後の過ごし方例


小学校低学年の子どもを持つ共働きの家庭では、学童に入れる場合が多くあります。また、小学校低学年までは家にいる、在宅勤務のみにしている家庭もあります。

2.小学校高学年の放課後の過ごし方例


民間の学童では一般的に小学校3~4年生までの子どもが多く、子どもの希望で学童を卒業することが多くあります。この頃からさまざまな塾に通わせる家庭が増え始める傾向にあります。



3.小学生の子どもがいる共働き世帯での悩み




3ー1 放課後に過ごす場所が見つけられない
フルタイムでは公立の学童保育は遅くまで預かってもらえないため、働き続けることが難しく、学童保育が終わるまでに仕事を終えなければならず、仕事と子育ての両立が難しいと感じる共働き世帯が多くみられます。

3ー2 長期のお休み(夏休み・冬休み)・コロナ学級閉鎖などの急な休校の対応が難しい
夏休みなどの長期休暇をどのように過ごすか悩む共働き世帯も少なくありません。一人で留守番を、小学生の子どもにさせることは防犯面で不安があり学童保育に預けようとしても、子ども自身が行きたがらないこともありますよね。
また、学童保育は給食が出ない所もあり、お弁当を作るという負担感もあるかと思います。仕事が忙しく、長期休暇の間にどこかに連れていってあげられないといった心配事もあります。

また急な休校や学級閉鎖があると、すぐに休めない仕事場の場合、調整が大変です。

3ー3 子どもの寂しさや不安感に寄り添う時間が短い
学童に入れたとしても、両親がずっと働いていると、お子さんの不安感やメンタル面の不安定さも出てくる可能性も少なくありません。
特に小学1年生の子は、学校という空間にも慣れないうちから、学童にも行き、家族の帰宅も遅いとなるとたまには家族に甘えたいという気持ちに気付きにくいという点も気になる部分ですよね。

3ー4 宿題や忘れ物の確認などをする時間が取りにくい
学校生活は保育園とは違い、保護者がフォローしないといけない場面があります。忘れ物がないようにチェック、大切な情報があるプリントを読み忘れないようにする、宿題の面倒をみるなど、保護者の補助が必要です。

3ー5 子ども同士のトラブルへの対応
小学校での子ども同士のトラブルは保育園のときとは違い、先生が小さなトラブルまでも気づくことが出来なかったり、介入ができないことも多いです。保護者さんからの連絡でトラブルが発覚、またはトラブルが大きい場合は学校に呼び出されるなどがあるとその場合も仕事に都合をつけて向かう必要があると、なかなか気苦労も絶えないかと思います。



4.共働き世帯の子どもの放課後の過ごさせ方




4ー1 見守りサービス(一人で留守番)
一人で留守番させる場合は見守りサービスを利用する方法があります。警備会社と契約し、家にいる子どもを親がスマホで確認でき、何かあった場合にホームセキュリティーが自宅に急行してくれます。

4ー2 学童(一般的に小学校3~4年生まで)
学童には民間学童と公立学童があります。公立と民間では料金の違いがあり、月額料金に10倍もの開きがあります。民間学童は高い代わりに習い事付きや夕食サービス、午後8時まで預かりなど豊富なサービスがあります。

4ー3 塾や習い事
学童の代わりに、習い事(スイミング)や塾も放課後の過ごし方の一つです。学校から帰宅したら塾にいき、塾の自習室を放課後の勉強部屋にするという方法があります。家で一人で宿題をやらせるよりも、勉強している子が周りにいて刺激があり、塾の先生を巡回してくれる環境はとてもありがたいことです。

4ー4 勤務時間の変更
フルタイム出勤から時短勤務やパートに変える働き方にする方法があります。上司や人事と相談し、現在勤めている会社を辞めずに子どもの都合に合わせて働き続ける方法を模索し、無理なく働くことができるかもしれません。また、部署を移動することで時短勤務ができる可能性があります。現在勤めている会社を辞めた方がいいと思った場合、早めに転職活動をすることで新しい環境に余裕をもって馴染むことができます。

4ー5 助けてくれる人に頼る
両親や祖父母に、学校から両親や祖父母のお宅に帰宅させたり学童保育の送迎を頼む方法があります。宿題と持ち物のチェックもやってもらうようにお願いするなど人に助けてもらうことで勤務時間の変更をしなくてもよい場合があります。


5.一人で留守番をする子供への寄り添い


学童に入ることができない、子どもが学童を嫌がる、などの場合に一人で留守番させる場合はちょっとした工夫で母の気持ちを伝えることも効果的です。

・おやつ
・置手紙
・交換日記

など、会話以外でのコミュニケーションの方法も普段とは違った気持ちが味わえて子どもの記憶にも残りますよね。

置手紙の内容は「おかえりなさい」「こまったらママにでんわする」など理解に困らないように端的にメッセージを残すのも一つの手段です。


まとめ


子どもの生活の中心は学校にいる時間が主となりますが、放課後の過ごし方も子どもの成長に関わってきます。一方的に親が命じるだけではなくて子どもの要望も聞きながら放課後の過ごし方とお家でのルールを決めていきましょう。

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