2020.10.2 健康・美容
働くママさん必見!手っ取り早く「足先が寒い…」を和らげる方法のお話
だんだん、朝方と夜の気温が涼しくなってきましたね。
そういった働くママさん達の中には、忙しくてついつい自分の体調管理が二の次になってしまっている方が少なからずいらっしゃるかもしれません。
さて今回の記事では、女性にとっての大きな悩みの一つ「足の冷え」によるツラさを和らげてくれるお役立ちグッズを「頭寒足熱」という視点からご紹介いたします。
1、頭寒足熱(ずかんそくねつ)という考え方について
「頭寒足熱」という言葉は、「頭を冷やして足先を温めることによって、身体を温めつつのぼせを防ぐ効果がある」という意味の言葉です。
体調不良のときは身体を温めるに限ります。
しかし、熱めのお湯や長風呂などであまりに温め過ぎてしまうと逆にのぼせてしまいます。
そんな時、のぼせを防ぐために「お風呂に入るときに濡れタオルを頭にのせる」とよいです。
足元を温めて血流を良くしながら、頭に血が上ってのぼせてしまうのを防ぐ効果が期待できます。
頭にのせる濡れタオルが、頭を冷やしてのぼせを防ぐための「頭寒足熱」の身近な例です。
2、足先を温めると次のようなメリットがある
多くの女性の場合、体内のホルモンバランスの変化によって片頭痛などの頭痛に悩まされます。
もちろん、女性だけに限らず、人はいろんな場面で頭痛に悩まされます。
頭痛が起きる根本的な原因の一つは、脳血管が広がり、周辺の神経が刺激されてしまうことです。
心身のストレスから解放されたときに急に血管が拡張することがあり、仕事のない週末などに「片頭痛」が起こることもあります。
したがって、頭を冷やすと脳血管の収縮を促す効果が期待できます。
また、頭痛で眠れない夜などに氷枕を使う方法も「頭寒足熱」の考え方に則った処置です。
氷枕は脳血管を収縮させることが目的ですので、頭を冷やしたところで体温が下がるわけではありません。
したがってこれからの季節のような寒くなる季節においても頭痛を感じたら頭を冷やして大丈夫です。
3、「頭寒」と「足熱」は使い分けてもOK
「足を温める」ことによって冷え性を緩和する効果が期待できます。
身体の末端部である足先は、なかなか血流が上手く巡らないため冷えがちです。
この足先を積極的に温めてあげることで、血流が促進されて冷え性が緩和されていきます。
身体がぽかぽかと温まればリラックス効果が得られますし、代謝も上がってメリットがたくさんあります。
「頭寒」と「足熱」は使い分けが大切で、頭痛のみに悩んでいるのなら「頭寒」だけを、身体の冷えにのみ悩んでいるのなら「足熱」だけを…といったように、「頭寒」と「足熱」を使い分けることも一つの手です。
4、「足熱」で冷え性を和らげるお役立ちグッズ三選
①DEH-45-T デスクヒーター(アイリスオーヤマ)
「オフィス勤務で暖房が自分の席まで届かない…」とお悩みのママさんにおススメのお役立ちグッズです。
高さが3センチほどの為、デスクの天面の裏側にブランケットと一緒に設置すると簡易こたつになります。
設置すると、こたつ化したデスクから離れたくなくなるほど魅力的なグッズです。
取り付けはマグネット式で、木製の机用に粘着シート付の金属板やうまく貼り付かなかった場合のビスも付属しています。
ちなみに表面温度40度以上にならないヒューズと、消し忘れ防止の3時間で自動OFF機能のタイマーも付いており、取り外しが自在なのがうれしい魅力です。
②ホットマルチヒーター(スギヤマ)
足先を温めることに特化したお役立ちグッズです。カバーはお洗濯が可能ですので、衛生面の心配は解消されています。
③温泉ソックス(ONSEN SOCKS)
電気の力を借りるわけでもなく、なぜか「発熱」する不思議なソックスです。
ショートタイプとロングタイプがあり、履く靴に合わせて丈を選んで購入できます。
まとめ
足の冷えは気になるしツラいですよね。
もちろん頭を冷やして足を熱めることが万能の策というわけではありません。
いろいろ試していくうちにご自分に合う足の冷えの対処法が見つかるかもしれません。
日頃忙しくても体調管理には効率的に気を配りたいものです。
この記事が、そのようにお考えのママさんの皆様のお役に立てたら幸いです。