2024.11.1 健康・美容
秋冬は要注意!子どものカサカサ肌対策
カサカサ肌のわが子…なんとかしてあげたい!
今年もまた、カサカサ肌の季節がやって来ました。
大人も肌の乾燥やかゆみに悩まされる季節ですが、子どもは大人より肌のバリア機能が弱いのでさらに乾燥しがち。
乾燥からくるかゆみを我慢できずかきむしり、皮膚から血が…なんてことも。
今回はそんな秋冬の子どもの肌を守るべく、肌の乾燥の原因と対策をご紹介したいと思います。
秋冬の肌の乾燥、何故起こる?
この季節、肌が乾燥してしまうのは何故なのでしょう。大まかな要因として以下のものがあります。
・空気の乾燥
冬は気温と湿度が低下し、空気が乾燥します。すると肌の表面の水分が奪われ、
乾燥状態となってしまい、その状態が続いてしまいます。
・低気温による皮脂分泌の減少
気温が低いと血行が悪くなり、皮脂や汗の分泌が減少します。
その結果、肌のバリア機能が失われ、肌のうるおいを保てなくなってしまいます。
このほかにも熱いお風呂に長くつかる、寝不足、食生活の乱れなど、生活習慣も原因である場合があります。
子どもの乾燥肌対策をしよう!
秋冬に肌が乾燥しやすい原因が分かったところで、具体的な対策を挙げていきたいと思います。
大人より敏感で繊細な子どもの肌、大人よりも徹底して対策してあげてくださいね。
・しっかりと保湿をする
子どもの肌を乾燥から守るには、とにかく保湿です。
お風呂上りに保湿ローションや保湿クリームをたっぷりと塗ってあげましょう。
かゆみが併発している場合は、かゆみ止めも配合されているタイプがおすすめです。
広範囲にはローション、乾燥がとくにひどい部分にはクリームを、など、部分部分によって使い分けると良いです。
両方塗るのであれば順番はローション→クリームの順番で。
・部屋の湿度を保つ
加湿器などを使い、部屋の湿度を保ちます。
皮膚にとって最適な湿度は40~60%といわれていますので、湿度40%以上を目標に加湿していきます。
あまり湿度を上げすぎても結露やカビなどの原因になりますので、部屋に湿度計を置き、適切な湿度を維持できるようにしましょう。
それでも良くならない場合は病院へ
対策をしても肌の状態が良くならない場合や、そもそもアトピー性皮膚炎であるとか、
乾燥だけでなく湿疹も出ているなどの場合は皮膚科を受診しましょう。
専門家の意見を聞くことによって、親子ともに不安が解消する効果もあるでしょう。
さいごに
子どものカサカサ肌の原因、対策について書かせていただきました。
今後本番を迎えてゆく乾燥の季節、しっかりと対策して子どもの肌を守りましょう!