冷え性対策に!体を温める食材の覚え方

2018.11.24 健康・美容

冷え性対策に!体を温める食材の覚え方

#健康#美容

多くの女性にとって、冬は冷えとの戦いでもある季節。

最近は”温活”がブームとなっていて、中から体を温めることに

注目が集まっていますが、「体を温める食材は何?」と聞かれて

皆さんはいくつ答えられるでしょうか?

今回は体を温める食材の効果的な覚え方について解説していきますね。



陽性食品と陰性食品の見分け方



漢方の考え方では、食品は陽性=体を温める働きがあるものと、

陰性=体を冷やす働きがあるもの、間性=冷やしも温めもしないものに

区別されています。

「雪は白くて冷たいというイメージですよね。食べ物も白・青・緑といった寒色系の

食べ物は、体を冷やします。逆に、赤・オレンジなど暖色系の食べ物は体を温める

作用があると考えられています。また、黒砂糖や黒豆など、黒っぽいものも温める

食品です」

また寒い北の地で採れるりんごやさくらんぼなどは体を温め、キウイやバナナなど暖かい

南の地のものは冷やす。チーズや根菜類など水分が少なく固い物は陽性、生クリームや

パン、バターなど水分・油分が多く柔らかいものは陰性、といった具合に分類されます。

主な基準としては①産地・旬 ②色 ③土の中・外どちらで成長するかの3点で

分けられます。


寒い冬は特に、陽性の食品を積極的に摂り、陰性のものは控えめにしましょう。

陰性の食品を摂りたくなったときも、食材選びや、食べ合わせ、食べるタイミング

などを上手に工夫して、体を温める食習慣を身に付けていきましょう♪


体を温める食材の例





野菜:にんじん・玉ねぎ・かぼちゃ・れんこん・ごぼう・じゃがいも・しょうが・
ねぎ・にら・里芋など

果物:りんご・ぶどう・さくらんぼ・イチジク・プルーンなど

魚介類:さば・いわし・たらなど

その他:納豆・キムチなどの発酵食品

温める食材には根菜類が多いですね。

果物を見てみると、りんごやさくらんぼやぶどうは東北地方で有名です。

韓国でよく食べられるキムチは寒い冬を乗り越えるため、韓国に住む人々の

パワーフードであることがうかがえます。


体を冷やす食材の例





野菜:きゅうり・トマト・なす・レタス・ほうれん草・たけのこ・小松菜・白菜など

果物:バナナ・スイカ・メロン・パイナップル・梨・グレープフルーツなど

魚介類:あさり・しじみ・タコなど

これらを見てみると、やはり夏においしい食材が多いですよね。

地上で育ち、色も寒色系が多く、シャキシャキと水分が多いものばかりです。

地上で育つ食材が体を冷やす理由としては、その野菜自身が冷たいため、太陽を浴びて

育とうと上へ上へ育っていくからだと考えられています。


まとめ



体を温める食材の覚え方をご紹介しましたが、何となく特徴はつかめましたか?

いろんな食材をまんべんなく取り入れることで、栄養バランスも体調も

良くなるので、意識していろんな温活食材を生活の中で取り入れてみてくださいね。


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