2024.1.30 子育て
赤ちゃんがいるご家庭で必要な災害対策とは?!必要な備品と事前準備をお伝えします!
(はじめに)
地震や自然災害はいつ起こるかわかりません。自分の住んでいる地域が被災した場合に備えて様々な準備が必要です。ここでは赤ちゃんがいるご家庭に役立つものを紹介します。
1.赤ちゃんのための道具
・液体ミルク
ミルクをつくる必要がないため、余裕のない被災時に役立ちます。また、母体の体調に左右されないため、用意することをお勧めします。災害時に母の体や心の問題で母乳が出せない場合がある場合に役立ちます。
・抱っこ紐
災害が起こった後の道は避難する人や倒れたものがあり、抱っこで移動しないとスムーズに避難や移動ができない可能性があります。抱っこ紐があれば安全です。
・授乳ケープ
避難所では授乳室がない場合がありますので、授乳ケープがあると安心です。母だけでなく赤ちゃんも周りが気になることがなく安心するでしょう。
2.災害の準備
・食料と水
食料と水は、3日分以上は用意しておきましょう。赤ちゃんミルクも同様の日数分備蓄してください。
・おむつ、おしりふき、タオルなど
災害時の援助は命の維持に最低限必要なものが優先して届けられます。おむつや生理用品などの衛生に関わるものは時間がかかるとみて準備しておきましょう。一周間ほどあると安心です。
3.災害時の注意点
(1)避難所や災害時に無いもの
・お湯
避難所でお湯が手に入らないことがあるかもしれません。お湯がなくても赤ちゃんにミルクを与えられるように液体ミルクを用意しておくと役立ちます。
・買い物施設
大きな災害時や被災から数日間は、いつものような買い物はできないと考えて数日分の水や食料を備蓄しておいてください。
(2)避難するときの注意点や避難所生活
・ベビーカーは非推奨
災害の後の移動にベビーカーは適していません。道に倒れたものなどで通りにくい可能性があるためです。そのため赤ちゃんの移動には抱っこ紐を使います。
・赤ちゃんのおもちゃを持っていく
避難所での日々が経過していくと赤ちゃんにも負担が掛かります。おもちゃで赤ちゃんのケアをしてあげましょう。
・母親も休息を大事に
避難所での暮らしは母自身にも負担がかかります。情報集めや当番など家族で分担し、休息もとるように心がけてください。
・買い物ができないときに備える
どこかの地域で被災するとある商品が生産できない、また、自分たちが被災した場合でも周りの買い物施設がしばらく使えないといったことが予想されますので、必要なものを備蓄しておく必要があります。また、ローリングストックという方法があります。
・ローリングストック
日常的に備蓄するという方法で、いつも食べている食べ物と日ごろ使っている日用品を多めに購入して賞味期限が切れそうな物から使い、その都度買い足していくことで常にある程度の備蓄ができます。
(まとめ)
災害は大変ですが備えや知識を蓄えておき、円滑に避難生活が送れるように日々を過ごしていきましょう。上記でご紹介したローリングストックのことも検討しておき、日々の生活から防災を意識できるようにしたいですね。