2019.10.30 子育て
お子さまと月末に日頃の感謝を思い出す習慣を!「三十日参り」について
「三十日参り・晦日参り(みそかまいり)」って聞いたことありますでしょうか。
そして、毎月行っています、という方もいらっしゃるかもしれません。
みそか と聞くと、
大晦日を思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、三十日参りを知らない方へ、
子どもとも行きたい一ヶ月を振り返る上でも節目となる「三十日参り」についてご紹介します。
「三十日参り」ってなに?
簡単に言いますと、月末に(30日)氏神様のところへ「この一ヶ月を無事に過ごせた感謝」をしに、お参りすることです。
氏神様とは、自分が住む地域を守ってくださっている神様です。
有名な神社へ三十日参りに行く方も多いですが、まずは自分の住む地域をお守りくださる氏神様に感謝を伝えられると良いと言われています。
自分の氏神様が分からない!という場合は、
「ご自分の都道府県と市町村 神社庁」と調べると近くの神社の一覧が出ます。
しかし、市町村の合併等があり、必ずしも一番近くの神社が「氏神様」とは限らないというのが事実です。
気になった方は、長く地域に住まわれてる方や気になった神社に伺うと良いです。
三十日参りの方法と気をつけることは!
参拝方法は、こちら
今回の「三十日参りで気をつけること」は、
★最初に、自己紹介!
……名前と住所をお伝えしないと神様が誰かがわからない為です。
★一ヶ月の感謝をお伝えする(願い事はNG)
……日頃目を向け切れてなかった感謝をお伝えできると良いですね。
★日が昇っている間に参拝を
……ベストは午後4時までには参拝することをオススメします。4時以降は邪気などに取り憑かれやすいためです。
もし、30日に用事等がある場合は、前倒しして行ってみることをオススメします。
自分が生きられているのは、自分一人の力だけで叶えられることではないはずです。
どんな方にも祈ってくださる存在、守ってくださる存在はいらっしゃいます。
そのことに一ヶ月に一度でも目を向ける。
そして、その習慣をこれからを生きるお子様とぜひ分かち合っていただけたら嬉しいです。
三十日参りの概念を知らなかった方も
やろうという気持ちが出ましたら、
旅行先や仕事先の近くの神社でぜひやってみてはいかがでしょうか。
どこかの宗教を否定するというよりも、
こういう概念があるんだなと知る、という気持ちがお子様に芽生えたら嬉しい限りです。