生活に花と緑を! 植物を育てることが子どもの心を育てる

2020.4.14 子育て

生活に花と緑を! 植物を育てることが子どもの心を育てる

#健康

新型コロナウィルスの影響で、自宅でお子さんと過ごす時間が増えて戸惑っているママさんも多いかと思います。

そんな方におすすめしたいのが、子どもと花や緑を栽培すること。

植物との触れ合いは、知育に効果的な五感を刺激し、生命の大切さを学ぶことができるのです。

子育て中のママさんに、今回は植物を育て触れ合うことの魅力についてご紹介します。

『学ぶ』『感じる』植物の栽培で得られるメリット



☘ 探求心や好奇心が伸びる
植物には水のあげ方や日当たりなど、その植物に合った育て方があります。子どもは植物をお世話する中で色々なことを考え、実践していきます。失敗や成功を繰り返すことで、失敗してもへこたれない力や、物ごとへの探究心や好奇心を身につけていくのです。

☘ 植物への関わり方や優しさを育む
植物とは会話をすることができないため、植物がどうしてほしいのかを察してお世話をする必要があります。自分がお世話をしてもらうことに慣れている子どもにとって、お世話をしてあげる経験は貴重で、優しい気持ちが育っていきます。

☘ 生と死について学ぶことができる
毎日世話をすることで、徐々に植物へ愛着が湧いてくるはずです。しかし一生懸命に育てた植物もやがて枯れるときが来るものです。芽吹き、成長し、枯れる様子を観察することで、生命の力強さ・命の尊さを実感できます。

子供が飽きない植物の選び方


子どもが飽きっぽいのは自然なことです。特に植物の世話は、毎日行っていると単調に感じてしまうもの。子どものモチベーションを上げるには、栽培する植物の選び方が大切になります。
 
 * 子どもが自分で選んだ植物であること
 * 花・野菜・果物・美しい形態など「栽培成功」の成果があるもの
 * 成長過程の変化が大きいもの


この3点を意識して選んでみましょう。

自主的なお世話のコツは”声かけ”


決まった時間の毎日のお世話を、自主的に子どもにさせるのは難しいかもしれません。
そんなとき、子どもを植物の名付け親にしてあげると、愛情を持たせる効果があります。
「○○ちゃんがお腹を空かせているよ」「○○くんが寒そうだね。太陽の当たる所に連れて行ってあげようか」など、ママから声かけをしてみましょう。植物を生き物として扱うことと責任感を感じさせる声かけが、子どもの自主的なお世話につながります。



いかがでしたでしょうか。
種や苗からではハードルが高いと思う人は、準備いらずの栽培キットなら気軽に始められます。日常の生活の中に花や緑があることはとても良いことです。子供の心を育む効果はもちろんですが、新型コロナウィルスによる不安やストレスを抱える親の心も癒してくれることでしょう。ぜひお子さんと一緒に植物を育ててみてください。

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