服に関するトリビア!「ワイシャツ」と「カッターシャツ」の違いについての話。

2019.4.27 ファッション

服に関するトリビア!「ワイシャツ」と「カッターシャツ」の違いについての話。

#コーディネート

 どーも!パリッとアイロンで仕上がっているワイシャツやカッターシャツに惹かれるハルです。ところで、読者の皆さんは「ワイシャツ」と「カッターシャツ」の違いをご存知ですか?今回の記事では、知っておくとちょっとだけ鼻が高い「ワイシャツ」と「カッターシャツ」の違いについてのお話をさせていただきたいと思います!




1、実は、どちらも和製英語の産物だったという話!



 話が少々脱線しますが、「和製英語」という言葉をしばしば耳にするかと思います。「英語圏の言葉を日本流にアレンジしてわかりやすくする」という意味では、「和製英語」は日本の文化の面白さの一つだと私は思います。

2、そして、「ワイシャツ」とは?



「ワイシャツ」もこの例に漏れず「和製英語」な名称なのです。もともと「ホワイトシャツ」だったものが徐々に訛っていって、「ワイシャツ」になったそうです。ちなみに色や柄があっても「ワイシャツ」は「ワイシャツ」なのだそうです。こりゃ、驚いた!

3、一方で「カッターシャツ」とは?



 「カッターシャツ」も「和製英語」です。こちらは、大手スポーツ用品メーカーの美津濃(現:ミズノ)が商標として使用したところから生まれた名前です。大阪市に本社を置くミズノが、テニスやハイキング用に販売したシャツの商品名として売り出したことから、関西方面では「カッターシャツ」の呼び名が一般的という説もあります。ちなみに、「広辞苑」にも名前の由来が載っているようです。現在では、「ワイシャツ」も「カッターシャツ」も同じものを指し示すとされています。

4、まとめ



 さて、いかがでしたか?結論としては、「ワイシャツ」も「カッターシャツ」も「和製英語」由来という共通点があり、現在では同じものを指し示すという見解が主流です。ただ、少しずつ「カッターシャツ」という名称が使われなくなってきているという現状があります。親・子(ママさん、パパさん)・孫と三世代も経ると「ワイシャツ」と「カッターシャツ」への認識がそれぞれ違うことと思います。少しだけジェネーレーションギャップを感じるかもしれませんが、ゴールデンウィークに家族で集まったときにでも、この豆知識を披露されてみるとちょっとだけ盛り上がるかもしれませんね。

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