2018.12.27 子育て
お年玉でいくら渡そうか?と迷っているあなたへ!
お正月の話ですが、料理の次お年玉です。お年玉といってもどう渡せばいいのか額はいくらなのかだとかそういうことで悩まれる方もいらっしゃると思います。というわけで、今回はそれらのことを書いていきたいと思います。
お年玉の起源
諸説ありますが、お年玉というのはそもそもはお金ではなく、餅が主流だったそうです。
お餅は魂を象徴するものだったそうです。新年に神様から活力を得るということで餅を介して得るために贈られていたそうです。
一方で武士には刀、町人には扇、とにかく自分たちの職業を象徴するものを上の立場の人が下の立場の人に贈るなどしていたそうです。
つまり、お年玉というのは、新年を祝う品物のことということです。
それが高度成長期のころに、お金を上げるという習慣に変わって行ったそうです。
お年玉のいきさつはこれぐらいにしておいて具体的な話に移りましょう。いくら渡せばいいか悩んでいるかたもいると思います。
額の相場
両親から子供に与えるなら固く考えなくてもいいと思いますが親戚に与えるとなるとまた話が違います。
未就学児(小学生以下の子供)には1000円前後、小学生の低学年には1000~3000円、高学年には3000~5000円、中学生からは5000円ほどがたいていの相場だそうです。
大学生の親戚には渡すか渡さないかで意見が分かれるようですが、渡すとしてもお気持ち程度で大丈夫でしょう。
渡し方
受け取る側からしたらもらえればそれでいいかもしれませんが贈る側としては色々と悩む話です。
ポチ袋を用意して肖像が見えるほうが内側になるように左から三つ折してください。渡すときは子供の親がいるときに。
NGとされる点
金額に関して、偶数なのはNGとされています。これは中国の陰陽思想によるもので偶数は日が当たらないものとされています。日本でも死を連想する四とかありますよね、あれと同じようなものです。なので考えすぎではと思われるかもしれませんが偶数の金額は避けておくのが無難でしょう。
あと気をつけておきたいのが、起源のときにも書きましたが、お年玉というのは目上の人が目下の人間に贈るものなので、上司のご子息、ご子女に贈るときはお年玉というのはNGです。
なので他の名目、たとえばお年賀という形で贈るのが良いでしょう。なんだかビジネスマナーじみてはいますが。
まとめ
もらえてた時期を考えるとただうれしい話でしたが贈るとなると色々と頭を悩ますことだったんだなとよく分かりますね。ですが要点さえ気をつければ大丈夫です。この記事が少しでも参考になれば幸いです。