最近よく聞く「ボロネーゼ」とは?「ミートソース」との違いや作り方をご紹介!

2020.12.18 料理

最近よく聞く「ボロネーゼ」とは?「ミートソース」との違いや作り方をご紹介!

#レシピ

レストランやイタリア料理店などで食べられるひき肉たっぷりの

「ボロネーゼパスタ」。ミートソースとどこが違うの?と、疑問に思った

ことはありませんか?今回の記事ではボロネーゼとはどんなパスタなのかや

「ミートソース」との違い、家庭での作り方についてご紹介します!




ボロネーゼとは?



ボロネーゼの正式な名前は「ラグー・アッラ・ボロニェーゼ(ragu alla

bolognese)」
といいます。イタリア語で「ボローニャ風のラグー」とい

う意味です。「ラグー」とはフランス語で「煮込み」を意味し、肉や野菜などの

具材を細かく刻み、ことこと煮込んだ料理のことです。発祥は美食の都として有

名なイタリアのボローニャです。煮込み料理であるため、パスタにかけずにそのま

まいただくことも多かったそうですが、国外でボロネーゼパスタが好んで食べられ

るようになったため、イタリアでもパスタソースとして食べるスタイルが定着して

いったそうです。

ミートソースとの違いは?





ミートソースとボロネーゼはどこが違うのか?大まかに言うと次の3点になります。

① 味付け
② ひき肉の調理の仕方
③ パスタの種類


ミートソースは戦後にアメリカから日本に伝わり、その後定着していったと言われてい

ます。ミートソースがボロネーゼと大きく違うのはその味付け。ケチャップ、砂糖、

ウスターソース
などで味付けすることが多く、ボロネーゼより甘く仕上がることが

多いです。ひき肉の調理の仕方ですが、ミートソースのようにぽろぽろにするのでは

なく、最初からなるべくかたまりになるように焼いて、肉のうまみをしっかり引き

出せるようにします。ボロネーゼ用のパスタの種類は、タリアテッレ(日本名はフィ

ットチーネ)
という幅広のきしめん状生パスタを使用するものと決まっています。

ボローニャにおいては、ラグーソースにはこのタリアテッレが一番相性のいいパスタ

とされてきました。これ以外のリングイーネなどを使ったパスタはボロネーゼとは呼ば

ないようです。

家庭での作り方は?





ここからは家庭で作れるボロネーゼの作り方を簡単にご紹介します!

① フライパンで玉ねぎ、にんじん、セロリなどの香味野菜をじっくり炒め、ソフリッ

を作り、いったん取り出しておく。

② 同じフライパンで塩、こしょう、ナツメグでしっかりと下味をつけたひき肉を塊の

まま
しっかりと焼く。少し焦げ目がつくくらい焼くことで肉のうまみを引き出せます。

③ ソフリットをフライパンに戻して少量のトマトペーストや赤ワインを加えて弱火で

コトコト20~30分煮込めば完成
です。

まとめ





みんな大好きなパスタ、「ボロネーゼ」。ミートソースより味付けも調理法もシンプル

ですが噛めば噛むほどにお肉とトマトのうまみが味わえる本格パスタです。

甘みが少ないのでワインと一緒に味わってみるのもいいですね。ぜひご家庭でレストラン

の味を再現してみて下さいね!

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