飲み物のカフェイン・効能と影響

●はじめに

家事を終えた後、一息つくためにコーヒー・紅茶などを飲むことがあると思います。
そこで気になるのが飲み物に入っている成分のカフェイン。そんなカフェインはどんな成分なのか、どんな影響があるのかご紹介します。

●カフェインの成分・影響

まずカフェインとはコーヒーやお茶に入っている成分になります。名前を聞いたことがある人が多いと思います。
カフェインは脳の中枢神経に作用して、頭を覚醒させる効果があります。
この効果によって、コーヒーやお茶を飲んだ時に頭がすっきりしてきたり、集中力が高まったりすることで仕事・勉強など集中できるようになります。
しかしながら、カフェインは過剰摂取には気を付けなければならない成分です。
過剰摂取すると自立神経の乱れに繋がり動悸や頭痛といった様々な悪影響を引き起こします。
成人でも代謝には８時間ほどかかってしまうため、摂取する時間によっては寝つきが悪くなり不眠症の原因となってしまう恐れもあります。
また、妊婦さんが摂取しすぎるとおなかの子供が低体重になってしまうリスクがあります。
カフェイン量の多い飲み物ほどすっきりして目が覚めたりしますが、くれぐれも飲みすぎには注意しましょう。

●カフェイン入りの飲み物４選

カフェインを含んだ飲み物を４種類ご紹介していきます。あなたに合う飲み物を選んでみてください。

(1)コーヒー

眠い時に飲むものといえば真っ先に思いつくのがコーヒーという方が多いのではないでしょうか。
カフェインだけでなく特有の苦みで目が覚めるという方もいらっしゃると思います。
比較的多くカフェインが含まれていて、1日の目安はマグカップ2杯分です。

(2)紅茶

コーヒーの味は苦手だけど紅茶なら好きという方も多くいらっしゃると思います。
紅茶のカフェイン量はコーヒーの半分ほどとなっており、コーヒーほど目が覚める効果は期待できませんがその分ペースをあまり気にせず飲めることも特徴です。
具体的な１日の目安はティーカップ10杯分ほどまでです。

(3)緑茶

日常的に飲む方が多い緑茶にも意外かもしれませんがカフェインが含まれているものがあります。
具体的には緑茶や、ほうじ茶、ウーロン茶などは少量カフェインが入っています。
しかし、紅茶よりも更に少ない３分の２程のカフェイン量しかない為、あまり眠気覚ましとしての効果はないかもしれません。
また玉露など一部の緑茶についてはコーヒーの倍以上のカフェインが入っていることがあるので飲みすぎには注意です。
とはいえ毎日飲んでいるなど日常的に飲むわけではないのであれば、あまり気にしなくてもよいかもしれません。

(4)エナジードリンク

仕事や勉強に集中したい時や、眠いまたは疲れている時、エナジードリンクを飲んでいる方もいらっしゃると思います。
含まれているカフェイン量については飲料の種類によって大きく異なりますので割愛しますが、
どれを飲むにしても1日1本飲むぐらいであれば問題ないと言われています。
しかし、カフェインを気にされている方は、必ず医療機関や主治医の上と相談をしてから飲むようにしてください。
ただし、普段からコーヒーなどカフェイン入り飲料を飲んでいる方はカフェインの摂りすぎに注意してください。

●カフェイン飲料の簡単アレンジレシピ

ご紹介した飲料をそのまま飲んでも美味しいですが、ひと工夫すると更に美味しくいただけます。
そんな簡単なアレンジレシピをご紹介します。

(1)マシュマロコーヒー

・材料
コーヒー　カップ1杯
マシュマロ　2～4個お好みで
砂糖(はちみつ)　お好み量

・作り方
1.カップにコーヒーを淹れる。
2.コーヒーの上にマシュマロを乗せて、よくかきまぜる。
3.お好みで砂糖やはちみつなどで甘さを調整して完成！

(2)ナッツミルクティー

・材料
紅茶(ティーバッグ)　1パック
お湯　80cc
牛乳　80cc
ホイップクリーム　大さじ2杯
ナッツの粗みじん切り　小さじ1～2杯

・作り方
1.温めたカップにティーカップを入れる。沸騰したお湯を入れ2～3分蒸らす。
2.温めた牛乳を加えてさらに2分蒸らす。
3.ティーバッグを取り除き、上にホイップクリームを浮かべ刻んだナッツを散らしたら完成！

(3)グリーンティースカッシュ

・材料
緑茶　適量
ソーダ　適量
氷　適量

・作り方
1. グラスに氷を入れ、緑茶をグラスに注ぎます。
(粉末の場合ぬるま湯等でよく溶かしてください。)
2.お好みの量でソーダを加えて完成！

●まとめ
カフェイン飲料には頭をすっきりさせる効果がありますが、飲みすぎると身体に悪影響が出てしまうので１日の量を守っていきましょう。
不眠症の方や、身体への影響が気になる方は、ノンカフェインの飲料を利用しましょう。