飲むなら、「お茶」?「水」?「白湯」?シーン別で紹介!

2021.3.29 健康・美容

飲むなら、「お茶」?「水」?「白湯」?シーン別で紹介!

#健康#美容#筋肉

普段何気なく飲んでいる「飲み物」。
よく考えてみると、「お茶」と「水」と「白湯」のどれが体にとって良いのでしょうか。
今回は、体の状態に応じて、どのような飲み物が良いか解説します!




お茶の種類ごとに違う効能


一口にお茶と言っても、その種類は様々です。
種類によっても効果が変わるので、状況に応じて使い分けると良いのです。

・煎茶
煎茶はカフェインが多く含まれるため、起床後すぐに飲むと眠気を解消してくれます。
淹れる湯の温度が高いほどカフェインが多く抽出されますので、シャキッと目を覚ましたい方におすすめです。

・ウーロン茶
トクホで脂肪の吸収を抑えると宣伝されるお茶は、ウーロン茶が多く出回っています。
なぜなら、ウーロン茶に含まれるポリフェノールが脂肪の吸収を抑え、胃腸を整えるからです。
最近ちょっと脂肪が気になる…というかたにおすすめです。

・紅茶
紅茶にはカフェインだけでなくタンニンが含まれており、眠気覚ましや疲労回復、ストレス解消などの効果があります。
紅茶ポリフェノールという成分もあり、生活習慣病予防やアンチエイジング、シミの原因のメラニン色素の発生を防ぐ効果があります。
美容にも嬉しい、午後の休憩時にピッタリのお茶です。

・ジャスミン茶
お茶には利尿作用がありますが、中でも薫り高く、気の巡りが良くなるジャスミン茶を飲むことでむくみ解消につながります。
カテキンも多く含まれ、口臭予防の効果もあります。
また、ジャスミン茶の香りに含まれるベンゼルアセテートという成分が、集中力をアップさせてくれます。
お仕事中におすすめなお茶です。


体に負担をかけたくない人は白湯!


お茶類と水、白湯(お湯)の3つを比較したとき、一番体に優しいのはどれでしょうか?
実は「白湯」なのです!

水と違いお茶には様々な成分が含まれるため、消化吸収することで少なからず体に負担があります。
また、「カフェイン」の作用が邪魔をすることがあります。
水分補給のつもりで飲んでも、利尿作用によって逆に水分が失われてしまいます。

では、水と白湯はどちらが良いのかというと、「白湯」が良いのです。
基本的に冷たい水を飲むと、胃腸に負担がかかり、おなかを壊す原因になります。
温かい白湯には、飲むことで体を内側から温め、血行促進の効果があります。
これによって、代謝が上がりダイエット効果があります。
また、体温が高まることで、免疫力も上がります。
さらに、冷たい水よりも白湯は体に吸収される速度が遅く、胃腸にかかる負担が少なくて済むというメリットもあります。


運動後や熱中症対策なら水!


水を飲んだ方が良い場合もあります。
それは、「体の水分が大量に失われたとき」です。

水の方が体に吸収される速度が速く、運動後や熱中症対策の水分補給には効果的です。

ただし、この場合は注意点があります。
それは、一度に沢山の水分を摂取するのは逆効果ということです。
一度に大量の水分を摂ると、逆に吸収が悪くなり、胃液が薄まることで消化不良を起こすことがあります。
水はこまめに少量ずつ飲みましょう。

また、普段から便秘に悩まされている方は、起床後すぐに水を飲むことをおすすめします。
朝の何も入っていないお腹に水が入ってくることで刺激を与え、大腸の働きが促された結果、便秘が解消されます。
コップ一杯の水をゆっくり噛むように飲むことでより効果が期待できます。



まとめ


普段、何気なく飲んでいる飲み物ですが、飲み物によっても効果が違うのです。
自分に合った効能の飲み物で、生き生きと過ごしましょう!

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