秋より春に多い運動会!親が子供にできるサポートや運動会当日の注意点をお伝えします

2024.3.22 子育て

秋より春に多い運動会!親が子供にできるサポートや運動会当日の注意点をお伝えします

#子供の行事



(はじめに)


運動会といったら「春」に開催されたというご家庭がある程度いるため、
実は元は「秋」に開催されていたということをご存じではない方もいるのではないでしょうか?

秋から変わり、春に開催された理由や運動会当日の注意点をお伝えします。


1.秋より春の運動会が増えている理由


・行事どうしの関係から
秋の学校では文化祭や学芸会、合唱など様々な行事があります。そのまま秋に運動会を開催すると行事が重なってしまい多忙になるために、春頃に開催時期をずらして効率の良いスケジュールにするという狙いがあります。

・昔とは違い、秋に開催する必要性がないから
昔の子どもたちは農作業の労働力とされていて、そのあいだは運動会などできませんでした。そのため農作業が落ち着く秋に運動会を開催していました。しかし、農業が発展したことで秋に開催しなくてもよくなり、春に開催されるようになりました。

・早いうちにクラスの団結力が高められるから
文部科学省の運動会の目的では、協調力を発達させる部分にあります。春の交友関係が未発達な時期に運動会を行うことで、交友関係の促進を行う狙いもあります。

・暑さや熱中症の危険が少ないとするため
秋の運動会の時期では、夏の暑さがまだ残っている状態です。6月~9月は暑さによって体調不良になることが総務省からのデータにありますので、過ごしやすい気候である春に変わっていきました。

・都合の良い天気だから
運動会を実施するおおまかな時期である10月と5月では、10月のほうが台風が多くあります。5月のほうが天候が安定していることから、春に開催する学校が増えています。


2.運動会開催までに保護者のサポートは何ができるか



・朝ごはんを食べるように促す
運動会の練習ですので、体力が必要です。朝食を食べて朝から集中できるよう保護者が時間管理してください。

・しっかりとした睡眠をとれるよう促す
運動会が近づいてくると毎日練習がありますし、登校後の朝早くからもあります。いつもの学校生活より力が必要ですので、睡眠をしっかり摂れるよう保護者がみておきましょう。

・水分のことや汗を拭くものを持たせる
汗をかきますし暑さもありますので、水筒の水を飲むように、汗を拭くものをもたせるようにサポートしましょう。


3.運動会当日のこと



・保護者席のこと
子ども達をみる席は、保護者が先に確保した席で決めるか、あるいはくじ引きで席をきめるか学校によって異なります。先着順の席取りでは例として、「当日の6時から席をとってください」という通達があり、駐車場で待機して時間になったら教員らの合図で一斉に保護者達が席に向かうという所もあるようです。くじ引きで決める所では、半月前までに通知がきて、子どもたちか教員によってくじが引かれます。

・荷物や食事をする場所の確保
運動会では保護者の観覧できる場所は決まっていて、さらに入れ替わる場合もあります。なので、荷物を置くそれ以外の場所の確保をしておきましょう。お弁当を食べる場合は、より広い場所が必要になるでしょうし、良い場所が取れない可能性がありますが、仕方のないことだと割り切って行きましょう。

・声かけ
運動会に行く子どもたちにどんな声をかければよいでしょうか?「頑張ってね」という何気ない言葉でも子どもはそのまま受け取ってしまい、負担を感じてしまうかもしれません。オススメの声かけは「楽しんできてね」「頑張ったね」です。緊張している子、すでに頑張っている子に対してとても良い言葉です。


(まとめ)


運動会の開催日はどこの月日にされるかは地域によっても違いがあるため、自治体の開催日を確認しておくと安心です。保護者自身も水分補給を忘れず、紫外線対策などして臨みましょう。

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