バレンタインについてのあれこれ

2019.2.8 子育て

バレンタインについてのあれこれ

#子供の行事

あと一週間もすればバレンタインデーですが、皆さんチョコを送ることがあると思いますが、なぜバレンタインデーにチョコを送るのかとかバレンタインデーの起源については知らない人のほうが多いと思います。今回はそれらのことを調べてみました。



バレンタインの起源


バレンタインデーとは英語ではSaint Valentin's Dayといいます。

日本語にすると聖バレンタインの日ということになります。

いわゆるバレンタインとはヴァレンタインという人物からちなんでおり、このヴァレンタインという人物は三世紀ごろのローマの聖職者で処刑されたとなっています。

ローマでは2月14日はすべての神々の女王である女神・ユーノーの祝日でした。この日にヴァレンタインが処刑されました。

処刑の理由はローマの皇帝が兵士たちに士気の低下を恐れ、婚姻を禁じました。

兵士たちは当然嘆き悲しみ、それを哀れみ、ヴァレンタインは公邸に内緒で兵士たちの結婚を行っていました。

しかしながら皇帝の耳に入ってしまい、ヴァレンタインは皇帝に同じことをしないよう注意されました。

しかし、ヴァレンタインはそれからも結婚を行い、最終的にヴァレンタインは先ほどにも書きましたユーノーの祝日である2月14日に処刑され、祭りのためのいけにえにされてしまいました。

2月15日はルペルカリア祭と呼ばれ、当時男女は別々に生活していて2月14日に女性は自分の名前を書いた札をツボに入れ、そのルペルカリア祭に男性が札を引き、カップルが出来、結婚したと言われています。

しかし、のちに風紀が乱れるということで禁止されてしまいます。かわりにヴァレンタインを新しく行事の守護者として選び新しい行事が生まれました。

この行事はカードやプレゼントを贈られており今のバレンタインデーの原型と言われています。

何故チョコを贈るのか


これはどうやら日本特有の習慣のようです。

バレンタイン自体は諸説はありますが大体1958年ごろに日本に現れますが、第二次世界大戦後に製菓業者などが売り上げを伸ばすために普及を試みますが、結局1970年ごろに定着しました。

「女性が男性にチョコレートを贈る」という文化もこのころに流行りだしたようです。

海外でのバレンタイン


では海外ではバレンタインはどういうものなのかというと

イギリス・男性が女性にあえて名前が書かれてないバレンタインカードを送り好きな人に告白する。

フランス・愛情が花言葉の赤いバラを男性が女性に贈る。

イタリア ・花などのプレゼントを男性が贈る。

アメリカ・主にすでに成立している恋人や夫婦間のイベントとして定着している。花やカードを男性が女性に贈る。

差異はありますが、共通しているのは日本と違って男性が女性に何かを送っているという点ですね。

まとめ


バレンタインデーにチョコを女性が男性に贈るというのは、日本固有の文化だったんですね。

ほかの国では主に男性が女性にアプローチをかけるもので、行事ひとつでもいろいろな差異があるんですね。

cocoas kids CONTENTS