「おりもの」ってどうやってお子さんに説明する?子どもを守るために知りたい体のこと

2019.11.26 子育て

「おりもの」ってどうやってお子さんに説明する?子どもを守るために知りたい体のこと

#健康

娘さんが大きくなり、「思春期」になってくると、子どもの体の変化も出てきますよね。

精神面にも変化が出て、面と向かって話をできない時期も出てくると思います。

初めての子育てですと、「これは娘にどう伝えたらいいんだろう」と思ったことも少なくないですよね。

特に、性教育のことはなかなか他の人は教えてくれないですが、お子さんが自分自身を守るためには必要な知識です。

そこで今回は、「おりもの」についてお子さんになんと伝えたらよいか言葉を借りたい親御さんに向けた記事を書いていきたいと思います。

そもそも「おりもの」とはどんなもの?



女性の体からおりてくるものということで、「おりもの」と呼ばれています。

膣や子宮などからの分泌物が混ざった液体になります。

おりものの役割
おりものは下着を汚す悪い奴、なのではなく大切な体の変化や体調を教えてくれる役割を担っているのです。他にも

★膣内を自浄する力 … 細菌が膣内に入ることを防いでくれます。

★受精をスムーズにする力 … 排卵期に受精をするお手伝いをしてくれます。



お子さんは初経(初めての生理)の1年ほど前から、おりものが出始めます。

初経の前に、おりものや月経のことを話し合う場を設けるのがベストです。
むしろ、生理が始まってしまったらショーツなどの準備が間に合わないこともありますので、一緒に買いに行くのも方法の一つです。

買いにいく際には、下着が汚れてしまうのが気になるという時のために「おりものシート」があり、長時間付け続けて雑菌を繁殖させないためにこまめに取り換えることが必要だと伝えましょう。



おりものシートの化学物質を避けたい方には「布ナプキン」!



実は、生理用のナプキンやおりものシート、市販タンポンなどの化学物質は健康被害が出ているという報告も出ています。

そんな怖いものを子どもに使わせたくないという方には、「布ナプキン」を最初からお子さまに教えるのも一つの手です。


おりもの用に作られた薄くて小さめの布ナプキンも存在します。

スナップなどでショーツに付けて固定します。

洗い方や専用の洗剤などもあり、サイトで紹介している所も多いです。

簡単な洗い方としては漬け置きして汚れを浮かし、もみ洗い→すすぎ→干すという流れになります。

他人に不愉快のないよう自分のものは自分で片付けるという習慣も一緒に付けていきましょう。


いかがでしたでしょうか。
大人でも上手に説明できないぞ、と私自身も思った経験がありますので
少しでも参考になりましたら嬉しいです。

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