実は強力開運日?冬至の意味と過ごし方を徹底解説!

2020.12.9 子育て

実は強力開運日?冬至の意味と過ごし方を徹底解説!

#5歳児#6歳児#知育#小学校

もうすぐ一年で昼間が一番短い日、冬至がやってきますね。

冬至は毎年12月22日頃(覚えるのが苦手な人は20日頃でもOK)に

やってきますが、毎年同じ日というわけではありません。

何となく過ごしてしまう冬至ですが、どんな日なのか説明できるよという人は

少ないのではないでしょうか?今回の記事では実は奥が深い冬至の意味や昔か

ら行われている風習について解説します。この記事で理解を深めたら是非お子

さんにも説明してあげてくださいね!

冬至ってどんな日?





冬至とは二十四節気のひとつで、一年で一番夜が長く、昼間が短い日とされます。

二十四節気とは季節を表す言葉で、一年を春夏秋冬の4つに分け、それぞれをまた

6つに分けたものです。冬至を境にまた日が長くなっていくため、太陽が再び力を

取り戻す縁起のいい日だとされています。そもそも日照時間が季節によって異なる

理由は、地球の地軸が太陽の公転面に対して23.4°傾いているためです。

一年で昼間が一番長いとされる夏至を冬至と比較すると昼間の時間がなんと

5時間ほども違うのだそうです。

冬至の風習について



① 「ん」のつく食べ物を食べる

その昔は冬至が一年の最後の日である大晦日になっていたらしく、一年の区切りを

つける意味で50音の最後の文字である「ん」のつく食べ物を食べるのが縁起がいいと

されたようです。例えば、なんきん(かぼちゃ)・にんじん・れんこん・ぎんなん・

きんかん・かんてん・うんどん(うどん)
があり、これらは「冬至の七種」とも

呼ばれます。スーパーで手軽に買える食材も多いので、手に入れて食べてみては

いかがでしょう?

② ゆず湯に入る



冬至の日にゆずを入れて風呂に入る習慣は、江戸時代から続いているそうです。

「ゆず」と「融通」、「冬至」と「湯治」をかけた語呂合わせであるという説も

あります。ゆずの皮には代謝を円滑にするクエン酸やビタミンCが豊富に含まれ

ており、冬至の日にゆず湯に入ると風邪をひかないと伝えられています。また

体を清め、厄を払う「禊(みそぎ)」の意味合いもあるようです。

③ かぼちゃを食べる



かぼちゃは別名なんきんと呼ばれ、「ん」のつく食べ物であることから、冬至の

日に食べるのは縁起がいいとされています。またかぼちゃはビタミンやカロチンを

豊富に含んでいるため、「中風(脳卒中)」「風邪」「しもやけ」などを予防すると

されていました。かぼちゃの旬は夏ですが、長期保存がきく野菜として有名で、

食料が不足しがちだった時代にはかぼちゃは冬に食べられる野菜として重宝されて

いました。

④ 冬至粥を食べる

冬至には冬至粥を食べるという風習もあります。冬至粥とは冬至の日の朝に食べる

小豆粥のことをいいます。小豆の赤が厄除けの色とされ、縁起のいい食べ物とされ

ています。また小豆は栄養価も高く、肩こりや疲労回復に効果的とされ、地域によ

っていろいろなレシピがあります。小豆の代わりに餅やかぼちゃを入れる場合もあ

るようです。

まとめ





一年で昼間が一番短い日、冬至。何の疑問もなく過ごしてしまいがちな日には意外に

深い意味があることがわかりました。どの風習も季節の養生に通じ、これから来る厳

しい寒さに備えようという昔の人の知恵を感じます。風習を実践することで、過ぎゆく

年の厄を払い、健康な体で新しい年を迎えたいですね!

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