
2019.4.19 妊娠・出産
妊娠中に甘いものって大丈夫?妊婦さんがチョコレートを食べる時気をつけたいこと
妊娠中は、「カロリーが高い」「カフェインが心配」などの理由で
大好きなチョコレートを我慢している妊婦さんも多いのではないでしょうか?
実は、チョコレートは適量を守れば妊婦さんにとっていいことも多い食べ物なんです。
チョコレートの効果についてよく知って、妊娠生活に賢く取り入れていきましょう!
妊婦さんがチョコレートを食べるメリット
① 妊娠高血圧症の抑止
チョコレートには妊娠高血圧症の抑止効果があるとの調査結果があります。
妊娠後期にビターチョコレートを週5回以上食べた女性は、週1回未満食べた女性よりも
妊娠高血圧症の発症が40パーセントも下がったそうです。
チョコレートに含まれるカカオポリフェノール、テオブロミン、マグネシウムなどの
成分が血流を改善し、血圧の降下を促したことが理由と考えられています。
ただし、これらの効果は特にビターチョコレートにのみ有効な作用だそうです。
また、たくさん食べれば何でもいいわけではありません。
後述しますが、過剰摂取はリスクを伴います。
② 便秘解消
チョコレートには、タンニン、ポリフェノールが含まれており、これらには腸内環境を
整える効果があると言われています。また、チョコレートの原料であるカカオには
食物繊維が豊富に含まれており、カカオ含有量が多いチョコレートほど、食物繊維が多く
便秘には効果的であると言えます。
③ 食べすぎの防止
私たちの体は血糖値の上がり方によって満腹を感じる早さが違い、血糖値が急に上がると
満腹を感じなくなるのが早くなります。反対に、血糖値が緩やかに上がれば満腹を感じる
状態が長く保てます。
チョコレートには血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。
このことを利用して、食前や間食にチョコレートを食べることで満腹の感覚を持続させて
食べすぎを防ぐことができます。ただし、チョコレート自体に糖分が多いので食べすぎ
には注意しましょう。
④ リラックス&ストレス解消効果あり
チョコレートに含まれるテオブロミンという成分が、自律神経の働きを整えてリラックス
させる効果があるということです。
食事に制限が多い妊娠生活ではちょっとしたことでストレスが溜まりがち。
チョコレートを上手に取り入れてうまく気分転換できるといいですね。
⑤ 赤ちゃんがよく笑うようになる
妊娠中にチョコレートを食べていたお母さんから生まれた赤ちゃんは、そうでない
お母さんから生まれた赤ちゃんに比べて、よく笑い、新しい環境への恐怖感を
抱きにくい傾向がみられるという大学での調査結果があります。
チョコレートを食べたお母さんがリラックスしたことが赤ちゃんに伝わったとする説も
あります。
ただし、チョコレートを食べるのはいいことばかりではありません。
以下ではチョコレートの悪影響についてご紹介します。
妊婦さんが気をつけたいチョコレートのデメリット
① カフェイン
チョコレートにはカフェインが含まれていますが、妊娠中は、カフェイン摂取を
控えたほうが良いとされています。その理由としてカフェインが妊婦さんや赤ちゃんに
及ぼす悪影響があります。一つずつ見てみましょう。
妊婦さんへの影響
● 骨粗しょう症になりやすくなる
カフェインには利尿作用があり、摂るとトイレが近くなります。そのときに尿とともに
カルシウムも体外へ排出されてしまいます。妊婦さんが摂取したカルシウムは赤ちゃんの
骨や歯を作るのに使われるため、カルシウムが排出されると妊婦さん自身のカルシウムが
足りなくなってしまい、将来骨粗しょう症になりやすくなります。
● 貧血になりやすくなる
カフェインには鉄分の体内への吸収を阻害する作用があります。妊娠中は鉄分を多く
摂っている方もいるでしょうが、カフェインを多く摂ったために、鉄分が体内へ吸収
されず貧血になってしまう方も多いです。
赤ちゃんへの影響
● カフェインはお腹の赤ちゃんの成長を阻害するという指摘があります。
妊婦さんがカフェインを摂りすぎると、低体重児の赤ちゃんが生まれてくるリスクも
ありますので注意しましょう。
② 糖分・脂質が多い
チョコレートには糖分や脂質が多く含まれており、体重増加の原因になるほか、
肌荒れや口内炎などのトラブルが起きることもあります。
おすすめのチョコレートの食べ方
チョコレートを食べる際には、カフェインの量に注意する必要がありますが、
一般的に一日100㎎までであれば、赤ちゃんには影響がないとされています。
一般的に売られている板チョコなどのチョコレート製品なら、一日一枚
(一ケース)程度であれば問題ありません。目安としては、スーパーやコンビニで
売っている市販のチョコレート一つ分(50g)程度までが適量と考えましょう。
ただし、カカオ含有量が70%以上のチョコレートになると普通の板チョコなどに
比べてカフェインの含有量も2倍となるので、注意が必要です。
そこでおすすめなのが、カカオ含有量40~60%のビターチョコレートです。
ビターチョコレートはミルクチョコレートなどと比べて糖分や脂肪分が少なく、
カロリーも低めなのでおすすめです。さらに血糖値の緩やかな上昇を促すため
食前に食べると効果的ですね。
いかがでしたか?妊婦さんがチョコレートを食べる場合にはメリットもデメリットも
ありますので、メリットを最大限にしてデメリットを最小限に抑えるような食べ方を
心がけましょう。
チョコを上手に取り入れて、ストレスの少ない妊娠生活を送ってくださいね!









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