2018.7.21 健康・美容
夏の外遊びの天敵! ~熱中症対策&体温管理~ 〈体温管理編〉
お煎茶を入れるときの温度管理を徹底するtomoちゃんです。
この記事は熱中症編の続き、体温管理編です。
それぞれ独立した内容になっていますが、暑いときに気をつけたいことなのでセットで読んでもらえるといいと思います。
体温管理について
体温調節のススメ
夏は普段より体温調節が難しい季節といえます。自分では体調管理ができない子供、特に赤ちゃんこそ、お母さん、お父さんが体温調節の工夫をしなければいけません。
大人は成長段階で、自分で体温を外気温に合わせて調整できるようになっていきます。
一方、乳幼児は体温調節の機能が発達していません。
ふと目をやると、頭が汗だくになっていることもあります。
さらに、新生児から1歳くらいまでの間は、新陳代謝が活発なため、顔や体に皮脂がたまってしまいます。
汗や皮脂汚れをそのまま放っておくと、乾燥してカサカサになったり、おむつかぶれや乳児特有の湿疹の原因になったり…。
そんな繊細な子供の体温管理、夏場は次の2つに気をつけましょう。
・汗を残さずこまめにふき取っておく
・おむつでムレたお肌もきれいにふいておく
体温管理のコツ
朝晩、あるいは天気の良い気と悪い日の寒暖差があり、ちょっと動くだけでも汗をかいてしまうこの時期。
体温調節の機能が未熟だからこそ、服装でひと工夫できます。
たとえば、
・朝は半袖の上に長袖
・気温が上がって暑くなってきたら半袖
というように、状況に応じて着替えをするのです。
少々面倒ではありますが、汗を大量にかいたまままだと、あせもができてしまう可能性も。
また、朝から涼しい格好をさせておくと、体温調節が未熟な子供は風邪を引いたりします。
衣替えのときに長袖のTシャツを何枚か残し、肌着と半袖Tシャツとを組み合わせ、気温に応じて使い分けることをオススメします(七部袖のシャツも意外と重宝)。
外出する際、夜遅くなりそうな場合は、薄手のジャンパーを持ち歩くと気温の変化に対応できて安心です。
また、子供は大人よりも活動量が多く、汗っかきなため、あせもを防ぐためにもこまめに着替えをさせてあげましょう。
着替えのタイミングには、子供が「寒い」「暑い」という感覚を肌で感じられるように、お母さんから「今日は昼間はちょっと暑いね。でも、朝は涼しいから、半袖の上に薄手の長袖を着ておこうね」「汗をかいて気持ち悪くなったから、お着替えしようね」など、そのときの状況と着替える理由をわかりやすく話してあげます。
子供の頭の中で状況判断をする、物事を考える練習になり、一石二鳥です。
また、室内でのクーラーの設定温度は、28℃の除湿モードにするのがおすすめ。
tomoちゃんのようにクーラーの設定が28℃だと暑く感じる方もいるかもしれませんが、間違ってもガンガンにクーラーを効かせないようにしてください。
日本の夏は湿度も高いですから、除湿モードは効果的です。
ちょっとでも子供の顔色が優れない、何だか覇気がない、などの異変に気がついたら、ゆっくり休ませて、それでもよくならない場合はお医者さんに診てもらうようにしてください。
子供の体調をちゃんとみて、適切に対処できるようにしたいものです。