2019.3.4 お出かけ
いざ、家族で参拝!熱田神宮に行ってみよう!
どーも!パワースポットにちょっとだけ興味があるtomoちゃんです。愛知県名古屋市には、熱田神宮という神社があります。荘厳な雰囲気漂う境内の中にはピリリと張り詰めたような、ある種の緊張感が有り、まさに日本が世界に誇るパワースポットの一つだということがよくわかります。そのような神社ですから、参拝すると身も心も清められるような、非常に霊験あらたかな心地がするかと思います。さて、今回の記事では、「最近の御朱印ブームに乗っかって、一家揃って参拝しちゃおう!」とお考えのご家族に向けて熱田神宮の魅力をたっぷりと語ります!
1、熱田神宮はどういった理由で有名?
ⅰ.ざっくりと熱田神宮の発祥を辿ってみよう!
『日本書紀』をもとに、創祀千九百年を迎えた熱田神宮の歴史を紐解いてみると古くは「日本武尊(ヤマトタケル)」の神話に由緒があります。日本武尊が伊勢の国の能褒野(のぼの)にて薨去(こうきょ=亡くなった)したため、草薙の剣を熱田の地に祀ったことにより神社としての歴史が始まりました。この草薙の剣というのは、又の名を天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ、あまのむらくものつるぎ)と言い、熱田神宮の御神体でもあります。話は少しそれますが、「携帯電話」・「パソコン」・「コーヒー」の三つを「現代人の三種の神器」と呼ぶのですが、この表現の中の「三種の神器(さんしゅのじんぎ)」という言葉の由来がここにあります。本来の三種の神器は(八咫鏡、草薙神剣、勾玉(まがたま))を指します。
ⅱ.祭神について。
主祭神:熱田大神(皇室の御祖神とも至高至貴の神)
相殿神:天照大神(アマテラスオオミカミ、ご皇室の祖神とされる大神様)
素盞嗚尊(スサノオノミコト、天照大神の弟君とされる神)
日本武尊(ヤマトタケル、景行天皇の御子で九州から東国まで日本各地を平定した英雄神)
宮簀媛命(ミヤスヒメノミコト、日本武尊の妃。)
建稲種命(タケイナダネノミコト、宮簀媛命の兄、尾張地方繁栄の礎を築いた神)
2、御朱印ブームと最近のトレンドについて
ⅰ.御朱印ブームって何?
ざっくりと言えば、「御朱印とは、神社や寺院が実施している参拝者向けの押印といえるもの」です。この押印や僧侶や神職に寺院・神社やご本尊の名称・日付などを墨書していただいたものを収集するというブームです。
そもそもこの御朱印ブームが始まった時期に関しては、明確な時期はわかっておりません。しかし、御朱印ブームの潮流の始まりを感じさせるニュースが2014年8月にTV番組で放送されたようです。「御朱印を集める女性の特集がニュース番組で紹介されたことがこのブームのきっかけになった」という説です。このニュースの放送により、御朱印の知名度が一気に高まったとされています。また、別の説によれば、1年前の2013年に御朱印ブームの潮流の始まりをみるそうです。というのも、2013年は、「伊勢神宮の式年遷宮」と「出雲大社の平成の大遷宮」が重なった一年でした。この「式年遷宮」というのは、ウェブ辞典によれば、「社殿を従来の社殿とは別に新しく建て、神体、神座、および関連する儀式の一切を新しい社殿に移すこと]であり、「御用材と呼ばれる選りすぐられた材木を用い、宮大工の手によって加工・建築が行われる」ことです。式年遷宮は20年に一度、出雲大社の大遷宮は60年に1度のため、2013年は神社やパワースポットについての特集が多く放送されていました。この頃に、テレビ番組に出演している芸能人が御朱印を集めていることが放送されていて、それをマネして集める人もいたようです。ブームがいつ始まるのかって、なかなかわからないものですね。
ⅱ.最近のトレンドについて
御朱印ブームがインバウンド(訪日外国人旅行または訪日旅行のこと)の方々の間でも密かな人気を博しているようです!
また、パワースポットブームで増えた女性参拝者を中心にさまざまなデザインの御朱印帳が巷で人気を呼んでいるとのこと。
2015年時点では、九州インバウンド推進協議会が日本御朱印協会との連携で「御朱印ツーリズム」を展開したりと、御朱印関連のインバウンドによる消費も期待されているそうです。参拝や御朱印集めを通して外国の友人が見つかる可能性もありますよ。
3、熱田神宮の所在地と最寄り駅
電車で参拝にお越しになる場合の最寄り駅は、名鉄線名古屋本線沿線の「神宮前」です。
駅から徒歩三分と非常に近いです。
日本における歴史的にも文化的にも価値ある熱田神宮です。
日本の文化や自然を身近に感じられる場所で、この春をご家族と一緒に過ごしてみませんか?