2019.10.9 子育て
神棚はなぜ家に必要なのか。神棚の正しい祀り方や「雲」を貼る意味とは
神棚は、おうちにありますか。
神棚を置いていても、意味が分からず置いてあったり、会社などで見てはいるけど何もしていなかったり、など色んな方がいらっしゃると思います。
そこで今回は、神棚の意味と祀り方について家でも簡単にできる範囲でご紹介します。
ご先祖様を大切にする心はこの先も育むべきことですので、お子様と一緒にお話ししながら神棚のことを知ることをオススメします。
神棚ってどういう意味があるの?
「神棚」とは、そもそも神道の神様をお祀りするためのものです。
神道は、日本で古くから大事にされてきた多神教の宗教で「自然や自然現象、身の回りのものに八百万の神」が宿っていると信じられています。
そんな尊い自然の神をお祀りするための「神棚」なのです。
神棚を置くことにより、その土地にいらっしゃる神様を祭り、家族の安全や繁栄を願うためだともいわれています。
ちなみに「神棚」の起源は、江戸時代の中頃からだそう!
海外から入ってきたものではなく、日本古来ものを今後も残していくためには私たちが守るしかないのです。
今更と思うかもしれませんが、何事もまずは知ると言う所からです。
正しい祀り方と参拝方法
神棚の好ましい場所は、
★神棚が南か東向き
★明るさもある清潔な場所
★高さは見上げる程度(天井近く)
★トイレ付近は避ける
そして、もし家に上の階があり、その下の階に神棚を祀る場合は注意が必要です。
「神様の上には何もない」とされているので、上の階があるのは本来よろしくありません。
ですが、神棚を上の天井に「雲」(天や空も同様にOK)の紙を貼ることで
「この上には何もありません」ということを示すことが出来るのです。
お供えするものは「米、塩、水」と「榊」です。
その土地からとれたものができればベストです。
(毎日が理想ですが、毎月の1日と15日は新しい物に変えるのが一般的です)
参拝方法は、
神棚の前に立つ前に軽くお辞儀
↓
深く二度お辞儀
↓
二回拍手
↓
(祝詞・家族の健康などを)
↓
再度、深いお辞儀を一回
↓
神棚の前を去る前に軽くお辞儀
以上です。
いかがでしたでしょうか。
一番重要なのは、たとえ少しずつだったとしても
「祖先を大切に思い、感謝する心」です。
お子さまと一緒にぜひやってみることを強くお勧めします。