2020.4.16 子育て
「大丈夫、きっとできるよ」…その一言が子どもを伸ばす やる気を引き出す言葉かけ
「宿題は終わったの?」「忘れ物はない?」
このような“心配”から出てくる言葉が、子どものやる気を奪ってしまうのです。
子育て中のママさんに、今回は子どもの『やる気を奪う言葉』と『やる気を引き出す言葉』についてご紹介します。
やる気を奪う言葉とは?
“心配“とは、”信用できない”と同じ意味です。
そのため、過度な心配は、子どもに対する「あなたを信用していない」という強烈なメッセージになってしまうのです。
子どものためによかれと思って発した言葉でも、言われた子どもは 否定されたと感じてしまうことがあるのです。
もしこれが毎日のように繰り返されると、「認めてもらっていない」「どうせ無理なんだ」と感じるようになり、次第に自信を失ってしまいます。
人は自信があればあるほど、やる気が湧いてくるものです。反対に自信がなければ、「努力したって無駄なんじゃないか?」と、努力できなくなってしまいます。
「頑張っても無駄」という思いが心に住みついてしまうと、頑張ることへの強い抵抗感が生まれ、どんどんやる気を失ってしまうことになるのです。
やる気を引き出す言葉
子どものやる気を引き出す言葉、それは…『信じている言葉』です。
「あなたなら大丈夫!」
「必ずできるよ!」
失敗したとしても
「今度は、きっと大丈夫よ!」
このように、なんの根拠がなくても子どもを信じてあげるのです。親が信じる姿勢をとった時、子どもは「尊重されている」「受け入れられた」と感じ、本来の意欲や力が湧いてくるのです。
できるから信じるのではなく、信じるからこそできるようになっていくのです。子どもを全面的に信用してあげると、やがてその子は自分に自信を持つようになります。自信があれば、やる気が出て来ます。やる気があれば、どんなことでも楽しく挑戦できる子に育つでしょう。
いかがでしたでしょうか。
やる気を引き出すのに大切なのは、どんな状況でも、なんの根拠もなくても、「この子なら大丈夫!」と信じることです。子どもの可能性を信じて、子どもの将来を信じて、見守ってあげる強さを身につけましょう。