2020.6.12 子育て
HSPは活かせば強い武器!HSPを生かしている人の考えを見てみよう
HSPのことについて、シリーズでお送りしていますが、
子どもや自分がHSPだろうと思っても、どうしてもHSPを良いものと思えないママさんもいるかと思います。
(HSPのシリーズを読み返したい方は↓)
『うちの子、人一倍敏感かも。原因不明の不登校児の要因に多いHSP(HSC)とは』
『HSPの子の周りに居る人は何ができる?HSP傾向の中にもパターンがある』
良い悪いではないのは、分かっていても気持ちの切り替えも難しいものですよね。
そこで、今回はHSPを武器として生かしている方の活用法などを聞いて
「こんな価値観もあるのか」と少しでも心が軽くなるキッカケになれるよう記事を書いていけたらと思います。
ロンドンブーツ1号2号 田村 淳さん
淳さんに関しては、知らない人はいないくらい有名ですが、
淳さん自身がHSPだということは知らない方も多いかもしれません。
2019年末に、Twitterにて自身がHSPであることを公表されていました。
淳さんは「潔癖症」だと片付けられていたことに違和感を持ちながら生活されていましたが、次に紹介するHSP専門カウンセラーさんとお話しする中で、自分はHSPだったのかと気持ちがラクになった、と話しています。
彼は、“周りと意見が合わない時はHSPのせいにしてます(笑)”と言っています。
また“「自分にストレスはない」と考えるようにしています。”“どんな仕事も、お腹がすいたから食べるくらいの自然なことにしたくて”という淳さん独特の視点も垣間見えます。
HSPの人には、こんな人もいるんだなと思えるかと思います。
人からの負の声も、淳さん流に受け止めるようにされているのだとか。
その中で、自分の表現的な部分や、人前に出ることが苦ではない、人に気配りができるなどの特徴を生かして現在のお仕事に加え、youtubeなども行っています。
参照:ダ・ヴィンチニュースより
もし詳しく知りたいと思われた方は、淳さんのインタビュー記事をぜひ読んでみてくださいね♪
HSP専門カウンセラー武田友紀さん
武田さんは、自身がHSPでありながら、HSP専門のカウンセラーをされています。
武田さんは、会社員時代に自分を追い込んでバリバリ仕事をしていましたが、
プツンと糸が切れたように会社に行けなくなって休職していました。
その間に、HSPのことを知り、徐々に繊細さが武器になることを実感していったそうです。
武田さんは、“「ひとは、まるごとの姿で生きると元気だ」”と言っています。
自分の繊細さも強みも全部、まるごと活かすと自分のことを肯定してあげられていることにもなる、そうです。
参照:繊細の森 ホームページより
そんな武田さんの本やサイトでは、言い回しが心地よいことが感じられるかと思います。
これも武田さんの繊細さゆえだと思います。
*武田さんのHSPとうまく付き合うポイント~刺激の受け過ぎはこまめにアウトプットで発散~
HSPの方は、良いものも悪いものどちらの刺激も受けすぎてしまいますが、自分が刺激を受けすぎていても気づけない方も多いです。
そこで知っておきたいのが「刺激が多すぎのサイン」!
刺激が多すぎ=インプットした情報が多すぎ という事なのでその都度アウトプットすることが大切です。
・日記、Twitterなどで自分の気持ちを文字にする
・絵を描いてみる
・歌う
・友達に話す
などでアウトプットするのが良いです。
また、マイナスだと自分が感じていることも吐き出さずに抑え込んでいるといつまでも苦しいので、
愚痴を吐き出す用のノートを作って、汚い言葉もなんでもOKな所に書き出すことをオススメします。
汚い言葉、いやらしい感情なども、どの人も持っているものです。
一度書き出してしまうとスッキリします。
友達と話すときのポイントは、「話を聞いてほしい」と先に話してしまうこと。
もし、自分の話を先にするのは気を使うなと思うならば、先に話してスッキリしてから相手の話を聞けばOKです。
お子さんがHSPだと感じた場合は、とことん話を聞いてあげることも良いかもしれません。
もし武田さんが気になった方は、武田さんの著書である
「繊細さんの本」
「繊細さんの幸せリスト」
「繊細さんが自分のままで生きる本」
などもおススメです。
そして、ホームページ「繊細の森」も一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
HSPと言っても、それぞれ生まれ持った特性を生かして、多彩なことをされている人もいます。
芸能界でも、オードリー若林さん、嵐大野さん、米津玄師さんなどHSPの方ではないかと言われていますが、自分の特性を生かしてお仕事をされています。
「HSPだから…」という枠を外して、どんな人も感じたままに自然に生きていけることを願っています。