オートファジーとは?免疫を高めるために臓器を休める効果とは

2021.4.14 健康・美容

オートファジーとは?免疫を高めるために臓器を休める効果とは

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コロナウイルスの感染者が関西でも爆発的に増え、変異した形のウイルスも出回っていると日夜ニュースで報道が続いていますね。

ニュースばかりを見ていると、気がやみそうなほどですが気持ちが崩れ始めたら、一度情報から距離を取るという方法は大切だと感じます。

また不安のままで日々を過ごすのも気持ちが変わらないという方には、コロナウイルスに打ち勝つための【免疫】をつけることがおススメです!

以前、免疫のことで記事をいくつか書きましたが今回は「オートファジー」についてご紹介したいと思います。


「オートファジー」って何?



オートファジーは、「自食作用」と呼ばれ、簡単に言うと細胞が自分自身で不要なものを食べる仕組みのことだと言われています。

ギリシャ語でオート → 自らファジー → 食べる という意味です。

細胞の古くなったたんぱく質やミトコンドリアを食べて、また新たにたんぱく質の材料となるアミノ酸を作り出します。

人間にとって大切な栄養素の一つである「たんぱく質」は、食事だけで摂取することは難しいのですが、オートファジーがたんぱく質を作る役割を担ってそこを補填しています。

元々は、細胞が飢餓状態になった時に自分で栄養を作り出す機能として知られていましたが、最近の研究では「浄化」や「防御」をする役割もあると分かってきています。


オートファジーについては、人気芸人Youtuberさんが紹介した動画やテレビ番組でも話題になり、知っている方も多いかもしれませんが、【「空腹」こそ最強のクスリ・著:青木厚】という本で紹介されています。

そして、このオートファジーが様々な病気とも関係しているという研究結果もあります。

注目されているのは、ウイルスや病原菌など「有害なものを察知して除去する」作用です。コロナウイルスが怖いという方も知っておきたいですよね。

ガンの予防にも一役買っているという一面もありますが、逆に細胞に栄養を与えるという作用のおかげで、ガン細胞が元気になってしまうという一面もあります。
※すでにガンのある方、認知症の方は、注意が必要です。

食事の間隔を16時間空けるとオートファジーが活発になる?!



上記で紹介した本の中に「食べない時間を16時間作る」のが効果的だと書かれています。

一番手っ取り早い方法は、一日2食にして「睡眠8時間+起きている時間8時間=計16時間」を食べない時間にするということです。

免疫は高めたいけど食べられないのは、つらい…という方には、
睡眠時間を入れると意識して我慢する時間が減り、「つらい」という感覚が和らぐでしょう。

食べ物の分解などには、少なくとも5~6時間と長い時間がかかります。その間中、臓器は動いていますので内臓を休める時間を作るため、逆を言えば8時間以内に食事を済ませるとよいと書かれています。



オートファジーだけに頼り過ぎ、活発にし過ぎも注意



またオートファジーだけですと、筋力が落ちてしまうためウォーキングなど筋力を落とさないような方法とともに行うことが必要になります。

オートファジーの仕事である“不要物や有害物質を取り込んで分解→たんぱく質の材料を作る”という工程はかなり時間を要します。

分解に時間がかかるので、オートファジーが活発過ぎると本来分解すべき有害物質や不要物などの分解まで手が回らないということにもなりかねません。



いかがでしたでしょうか。
オートファジーと聞くと、すごく難しそう、怖いイメージと想像してしまう方もいるかと思いますが、気になった方は一度本や動画などを見て、試してみてはいかがでしょうか。

不安な方は医師に相談したり、健康診断をしたり、自分の体の状態と相談してみてくださいね。

参考:【「空腹」こそ最強のクスリ・著:青木厚】

諸説あり、一度注意点なども必ずご自身で確認した上で、自己責任でお試しください。

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