2021.6.15 子育て
ペットボトルを使ってお手製のブレスレットを作る方法
「暑いから、ちょっと自販機で飲み物でも買おうかな。」
コンビニや自販機で購入したペットボトル飲料は、一日のお供として鞄に入っていることもしばしばあるかと思います。
購入して飲み終わった空のペットボトルは、ラベルを剥がして、踏みつぶしてしまえば、単なる「資源ゴミ」です。
しかし、「ちょっと待ったー!」です。
飲み終わったペットボトルも、少し手を加えれば、お手製のブレスレットに早変わりします。
今回の記事では、楽しく面白くおしゃれする楽しさをお子さんと共有したい方へ、ペットボトルを使ったお手製ブレスレットの作り方をご紹介します。
1、そもそもペットボトルはこんなにも廃棄されている
「日本国内で一年間に廃棄されるペットボトルの総量」について皆さんは、ご存じでしょうか?
まず【生まれてくるペットボトル(販売)】を見てみましょう。
2019年には59万3千トンのペットボトルが販売されたというデータがあります。
(ペットボトルとは、飲料、特定調味料、酒類のものを指します)
ペットボトル本体のグラム数がおおよそ30グラム程度であることから考えると、非常に膨大な量のペットボトルが生まれていることがお分かりいただけるかと思います。
次に【リサイクルに回るペットボトル】についてですが…
上記のうち、2019年では「85.8%」がリサイクルに回っています。
残りの2割近くはゴミに混ざって燃やされてしまったり、埋め立てられたりしているということになってしまいます。
そして、肝心な【廃棄されるペットボトル】の量は…
リサイクル事業のルートに乗らなかったもの、要するに、
廃棄されてしまったペットボトルは8万4千トン程度あると言われています。
正確には把握が難しい所もありますので、参考程度に知っていただけたらと思い、数字で出してみました。
~私たちにできること~
このことから色んなことが見えてくるかと思いますが、
なるべくリサイクル事業のルートに乗せること、沢山ペットボトル消費しすぎないこと、可燃・不燃ゴミに混ぜてしまわないことなど、お子さんと一緒に考えてみると良い機会になりそうですね♪
ペットボトルリサイクルについて、お子さんとより詳しく知りたい方へ
こちらもご参照ください♪
上記にデータ等も記載があります。
2、ペットボトルをブレスレットにしてみよう
そんな捨てられてしまうはずのペットボトルで、お子さんオリジナルデザインのブレスレットが作れちゃうんです。
ペットボトルブレスレットを作る良さとして
・ペットボトルという馴染みのある材料を使う事でリサイクルのことを学べる
・お子さんと一緒に作ることで、楽しくコミュニケーションがとれる
・オリジナルということで高価なアクセサリーよりも思い出に残りやすい
・アイロンなど身近な道具を使用することで、道具使用時の注意点なども一緒に学べる
といった点もあります。
では、気になった方に作り方のご紹介をします。
※アイロン等の熱いものを使用しますので、お子さんに十分注意を払ってご使用ください。
【ペットボトルブレスレットの作り方】
①ペットボトルにマスキングテープを貼る。
同じ太さで切るためには、なるべく真っすぐに切ることが大切です。
ハサミでペットボトルを切っているとどうしても「切り始め」と「切り終わり」がぴったり一致しないということもあり得ます。
切り出す幅は、加熱による完成予想の幅よりやや太めにすることが大切です。
➁切り口をアイロンがけする。(あるいは、魚焼きグリルで焼く)
熱湯対応ではないペットボトルに熱々のお茶を入れてみたことのある方には、すぐにお判りいただけると思いますが、ペットボトル容器は熱に非常に弱いです。
その特性を生かして、ペットボトルの断面をアイロンがけしたり、魚焼きグリルで焼くことで切り口を内側に丸め込むことによってブレスレットの原型が完成します。
③マニキュアで装飾する。(あるいは「ポスターカラー」「油性ペン」で塗る)
ご自身でネイルアートをするママさんならば、手持ちのマニキュアのラインナップは豊富かと思います。
ブレスレットの原型となるものに、内側からマニキュアを塗っていくことで、この世に一つしかないオリジナルなペットボトル製のブレスレットが作製できます。
マニキュアではなくても、ポスターカラーを使って塗る方法でも着色することが出来ます。
まとめ、
飲み終えたペットボトルをそのまま捨てるのは勿体ないという感覚も大事です。
その一方で、いかにお金をかけずに楽しく遊ぶかという視点も、現在のコロナ禍のもとでは大切になります。
活用方法次第では、ペットボトルにも「第二の使い道がある」ということを知っていただければ幸いです。