2021.6.16 健康・美容
薬の飲み方① 処方箋に書かれている『食前・食間・食後』っていつだろう?
身体や心が不調の際、病院や薬局に行き、処方されるのが薬です。
その時に同時に渡される処方箋には服用時間が書かれています。
この服用時間を、皆さんは説明できますか?
今回の記事では、薬を飲む上で欠かせない服用時間について見ていきます。
服用時間ってなに?
「そもそも、服用時間ってなんだろう?」
と、疑問に思われた方もいらっしゃると思います。
服用時間とは、袋に記載されている食前・食間・食後(又は頓服)のことです。
これらの時間は、胃や血中濃度の状態と薬の効果に合わせて決められています。
規則正しく飲まないと副作用が出てしまうことがあります。
※副作用には、胃が荒れたり、血糖値が下がったりする症状などがあります。服用する薬によって副作用は様々です。
食前・食間・食後っていつ?
では、規則正しい時間とはいつでしょうか?
1.食前
食事をする30分前までに飲むと良い薬です。
この時間に飲むことが難しい方は、60分前まででもいいそうです。
2.食間
食事を終えて約2時間後あたりに飲むと良い薬です。
食事の最中ではありません。
3.食後
食事を終えて30分後までに飲むと良い薬です。
4.例外
『○時間おきに内服』『○時に内服』などの時間指定がある場合は、その時間を守りましょう。
頓服って何?
発熱や咳止め、発作がおきた時など、その症状が発症した際に飲む薬のことです。
こちらは、時間指定はありません。
しかし、『1日何回まで』や『○時間空けて飲む』などの注意事項が書かれています。
しっかり守りましょう。
まとめ
薬で困ったことや分からないことがあれば、自己判断で動かず医師や薬剤師の方に相談することも大事です。
自分の体を守るための薬を良くないものにしないため、用法用量を良く守りましょう。
参考サイトはこちらです