知っていましたか?世界を身近に感じさせてくれるアイテム「地球儀」についてのあれこれ

2022.5.12 子育て

知っていましたか?世界を身近に感じさせてくれるアイテム「地球儀」についてのあれこれ

#知育#教育#子育てグッズ#子供の遊び

ついついスマホやパソコンで見てしまうグーグルアース。

Googleの地図サービスは、非常に便利です。

「地球上には、こんな美しい場所があったんだ!」

という楽しい気持ちになれる瞬間かもしれません。

ところで、その便利さのかげで、徐々に存在感がかすんでいってしまっているのが、「地球儀」です。



この記事では、現代における「地球儀」の活用の仕方についてご紹介いたします。



1.知育や教育に使える地球儀



地球儀を使うことで、お子さんに地理や時事問題について考えるきっかけを与えることが出来ます。

例えば、連日のように国家間の外交関係に関する報道が続いているとします。

今のような場合に、家に一台の地球儀があれば、お子さん達に実際に各国の国際的な地の利の話を説明する際に、非常に役立ちます。


では、なぜ、地の利を考える時に「グーグルアース」ではなく「地球儀」を活用すると良いのでしょうか?

例えば「沖ノ鳥島が重要な理由」も地球儀を使えば、より具体的に説明することが簡単になります。

地球儀があれば、「どこまでが領土、どのあたりまでがEEZ(排他的経済水域)なのか?」

を実際に手に取るような感覚で捉えることが出来るからです。

EEZ(排他的経済水域)とは、一言にまとめると、

「ある国家の領土が海に面している一定距離の範囲内で得られる、あらゆる経済的な利益を優先的に主張できる海域」のことを指します。

EEZのような専門的な用語は、学校教育の中で「あと付け」で覚えることも出来ます。



地球儀を使って最初にそれぞれの国の位置を覚えると、ニュースの中に登場する国名から位置関係を頭に思い描きながら話を進めることが出来ます。

さらには、ある報道に関して、必要ならば、縫物用の糸などを使って、実際の距離感(例えばA国⇔B国)を測ることも出来ます。

また、地球儀を使って、国の場所当てクイズなどを行っても面白いかもしれませんね。

あるいは、書斎に一台あれば、「新聞記事や小説に登場した国々を片っ端から探す」ということも出来ます。

実物があるものを使って自分で探すことで、より確実に地理を覚えることに繋がります。

2. あなたなら何と答えますか?「現代の国境線の意味とは」



国境線には歴史と不思議が詰まっています。

地球儀に触れることで、これからお話しする「国境線とは?」ということを考えるきっかけになります。


近年ではインターネット空間を活用した情報伝達手段が発達した結果として、企業が多国籍に展開することが可能になりました。

これによって、「ICT(情報通信技術を使ったサービス)を活用して多国籍に事業展開する企業に対する課税の仕方」のような、

これまでの税制度では課税対象をとらえきれないような新たな課題が生まれました。

このように、現在は地球儀を初めて作った人にとっては、さほど想像しなかったであろう世界情勢が展開されています。

グーグルアースが開発されるはるか前には、

地球儀をくるくる回しながら自社のビジネスの世界的な展開に胸を熱くした方々がいたことも想像に難くないです。



世間では「地球共同体」という考え方が存在します。

地球全体を一つの「共同体(何らかの要因で結びついたもの)」と見なす考え方です。

インターネット空間の発展に伴い、

現代における国境線の意義を問い直す必要性が今後より一層強まるかもしれませんね。

3.大別すると地球儀は2種類


それでは、地球儀には、どんな種類のものがあるのでしょうか?

順を追って、ご説明いたします。

①行政型(ぎょうせいがた)
ある一つの国の「形」や「大きさ」、「境界」がはっきりとわかる タイプの地球儀です。

行政型の地球儀は、国や地域別に色分けされており、探している国が見つかりやすいことから教育の現場で多く使用されている型になります。

(メリット)

行政型の地球儀は、国や地域別に色分けされており、探している国が見つかりやすいことから教育の現場で活用されている型です。

シンプルで見やすいのが最大の特徴と言えます。

学習用として地球儀を選ぶ場合は、行政型の地球儀が良いでしょう。

また、年齢を問わず使いやすいという点では、まず購入時の第一候補となるでしょう。

(デメリット)
陸の形、国の位置は理解できます。

しかし、山の起伏や砂漠などの地形のイメージは難しいかもしれません。

またカラフルなデザインがインテリアになじまない可能性があります。

②地勢型(ちせいがた)
山の起伏や砂漠などの地形や自然の環境を立体または色彩によって表現した地球儀が「地勢型」です。

標高差や自然が球面上に表現されているのが特徴です 。

世界の有名な自然環境(例えば、山脈)や自然地形(例えば、崖)などが詳しく記載されている地球儀です。

行政型の地球儀と比べ、詳細に記載されています。

(メリット)
ひと目でたくさんの情報を収集でき、年齢を問わず幅広く誰でも楽しめる点がメリットです。

地形の様子を学ぶのに適しています。

(デメリット)
行政型に比べると国境がわかりにくい傾向にあります。

そのため、複雑で情報量が多くなって、見づらい場合があります。



以上の2種類に大別されます。

複雑で情報量が多くなって、見づらい場合があります。

このほかにも、「表記方法」、「機能」、「サイズ」、「デザイン」など選び方は様々です。

部屋の雰囲気づくりのためのお洒落アイテムとしても、活用できるかもしれませんね。

参考価格として、予算を2万円で見積もって頂ければ、今人気の形の物の上位5つならばどれでも購入できます。

「立体的な地図帳」という観点で考えてみて、ご予算を勘案の上で購入を検討されると良いと思います。

まとめ


地球儀には、グーグルアースとは違った強みがあります。

普段使いはグーグルアースでも、家庭学習用に地球儀が一台あるというのも便利かもしれません。

この記事が、皆様が地球儀の良さを再発見するきっかけの一つになれば幸いです。

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