ちょっとした汚れ磨きには、食器洗い用の中性洗剤が使える

2022.12.6 子育て

ちょっとした汚れ磨きには、食器洗い用の中性洗剤が使える

#知育

ママさん、パパさんの中には、「自宅や職場のちょっとした汚れが気になる」という方もいらっしゃるかと思います。

この記事では、屋内のちょっとした汚れを磨くならば「食器洗い用の中性洗剤」が使えるということを紹介いたします。




食器洗い用の中性洗剤がおすすめな理由


なぜちょっとした汚れに食器洗い用中性洗剤がおすすめなのでしょうか。
それは中性であることがポイントになっています。
どういうことかというと、掃除に使いたい場所によっては、時に酸性やアルカリ性といった性質が邪魔になって掃除したいものの素材を痛めてしまうことがあります。
その点、食器洗い用の中性洗剤は、酸性でもなく、アルカリ性でもないので、使える場所が多いのです。

おすすめ掃除場所1「キッチン周り」


キッチンのコンロ周りは、料理をするたびに気になるところです。
コンロ、グリル、タイルの壁、掃除が必要な箇所は多数あり、どこもかしこも油でギトギトかと思います。
油のギトギト感は、見た目として不快、加えて、万が一手が触れた際には、さらなる不快感を抱かせるものです。

そんな時は、日ごろお皿洗いに活用している食器洗い用の中性洗剤の出番です。

日頃使っていて、たとえば油の飛び散りなどで、油汚れがついてしまった時には、その片付けの際に、中性洗剤を薄めた液をしみこませた布巾などで、さっとひと拭きすれば、後々にギトギトの頑固な油のこびりつきにはなりません。
食器洗い用の中性洗剤は、油のこびりつきには対応していませんが、油の飛び散りのような軽い汚れの段階ならば、きれいに掃除するのに役立ちます。

食器洗い用の中性洗剤の主成分は界面活性剤で、この成分が汚れに非常に効くのです。

おすすめ掃除場所2「プラスチック、ゴムの素材」


①プラスチック素材
食器洗い用の中性洗剤を水に薄めて使うと、拭き掃除にも活用できます。
例えば、テレビの縁、デスクトップパソコンのモニターの縁なども、酸性の洗剤、アルカリ性の洗剤どちらでもないがゆえに、あらゆる場所を気にすることなく掃除することができます。
他にも手垢で汚れがちな椅子の背、手すりなどいろいろな部分にあるプラスチック部分の掃除に使用できます。

ここで、注意する必要があるのは、原液をそのまま使用しないことです。

原液をそのまま使うと、ひび割れなど予想もしなかったような破損につながりますので、お気を付けください。

②ゴムの素材
ゴムの素材の掃除にも使えるところが、食器洗い用の中性洗剤の便利さです。
ゴムの素材は、便利な反面、汚れを吸着しやすい傾向にあります。

ゴムの素材を掃除するのにも、食器洗い用の中性洗剤を水で薄めた液で拭き掃除することができます。

食器洗い用の中性洗剤の「素材に対する腐食性がない」という特長により、素材を痛めずに掃除ができます。

おすすめ掃除場所3「リビングの床」


ちょっと、落としたものを拾おうとかがんだりした際に、「うわ、汚れている」と気になってしまうのが、リビングのホコリ汚れです。

そもそも、軽いホコリ汚れや、さらさらしたタイプの土埃による汚れの場合は、本格的な床掃除用の洗剤を使わなくてもよい場合があります。
水拭きだけで十分きれいになることも多いですが、少々落ちにくい汚れの部分に食器洗い用の中性洗剤を薄めた水を含ませた雑巾などでさっと拭いてあげれば、きれいになります。

薄める量としては、バケツ一杯の水に数滴の食器洗い用の中性洗剤を薄めるくらいでOKです。
普段からホコリがこまめに取り除いてあれば、急な来客などの際に「床掃除しなきゃ…」と焦ることもありません。

中性洗剤を使う際の注意点


なお、「食器用」と書かれている商品をそれ以外の用途で使うのは、メーカーとしては保証の範囲外となります。

生じやすい問題として、「洗剤が薄まり切っていなくて拭きあとがヌルヌルする」、あるいは「拭いた場所が変質した」ということが発生することもあります。

したがって、「二度拭き」した方がいいのか等は、各御家庭や職場で使用しているものを、一度ご確認していただいて、あくまで自己責任の範囲内で行っていただくようお願いいたします。

まとめ


世の中は、あらゆる用途の「洗剤」であふれかえっています。

「用途別の洗剤の種類は最小限でいい」というのが、理想的という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

食器洗い用の中性洗剤を適度に薄めて水拭きをする方法を知っておくことで、新しく洗剤を買わずに掃除ができます。

この記事が、「食器洗い用の中性洗剤をかしこく使っていただくヒント」の一つになれば幸いです。

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