乳幼児健康診査の目的・時期は知っておこう!持ち物や実施義務についても解説します

2022.11.24 子育て

乳幼児健康診査の目的・時期は知っておこう!持ち物や実施義務についても解説します

#知育

乳幼児健康診査はご存じでしょうか。
今回はこちらがどのようなものか、また、どのような目的などがあるか、ご紹介します。







 乳幼児健康診査


よく、「乳幼児健診」や「乳児健診」と言われていますが、正しくは「乳幼児健康診査」が正式名称となります。

乳幼児健康診査は、生後間もない赤ちゃんが健やかに育っているかどうかを様々な項目でチェックをする診査となります。また、母親が気になっていることを相談できる機会でもあります。

 乳幼児健康診査の目的


主に、発育の状態や栄養バランスの状態、病気の前兆が出ていないか、予防接種の時期はいつごろになるのか、予防接種の種類はどの種類をするのかなど、定期的にチェックすることが目的となります。

 乳幼児健康診査の時期


生後間もない赤ちゃんは成長が著しく、1か月後には驚くほど成長していることがよくあります。そのため、定期的な診査を行う必要があります。
自治体によって実施時期は少しずつ異なりますが、基本的には定期的に診査をする時期は以下になります。

 ・1か月後
 ・3~4か月後
 ・6~7か月後
 ・9~10か月後
 ・1歳
 ・1歳半
 ・2歳
 ・3歳
 ・その他

診査する時期はこのようになっています。

 乳幼児健康診査をする時の持ち物


診査を受ける際に持ってきてもらいたい物は以下になります。

 ・健康保険証
 ・乳児医療証
 ・母子手帳
 ・乳児健康診査受診票(母子手帳別冊3枚つづり)
 ・おでかけする時にいつも持っている物(おむつ、タオル、着替えなど)

 乳幼児健康診査の実施義務


乳幼児健康診査は1年6か月の乳児と3歳になるお子様に実施する義務があります。

なぜそれぞれ実施する必要があるのか、ご紹介します。

 1年6か月の乳児を診査する目的


1年6か月のお子様を診査する目的は以下になります。
・幼児になりはじめた時の身体の発育状態の確認
・歩行や言葉などの発育状態を検査することにより、運動機能や視聴覚に障害がないかを確認
・早期発見による適切な指導を行うことで心身障害を未然に防ぐ
・虫歯の予防や健康状態を調べることにより、幼児の健康状態の維持、促進を測ること

 3歳のお子様を診査する目的


3歳になると、身体の発達状態や健康面に個人差が出てきます。
そのため、医療や保健(健康を保つこと)の対応がそれぞれ異なってきます。
このことから、以下のような目的で診査します。
・視聴覚、運動、発育、病気に対する対応などを確率
・発達の遅れや病気の進行を未然に防げるようにする
・育児などの指導、その後の健康の保持や発育の仕方を教えること

 まとめ


乳幼児健康診査は2回行われる義務だけではなく、他の期間も受けることが出来ます。
定期的に検査を受けて、乳児が健康に育てられるようにしましょう。

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