子どもの学習環境どうする?自室とリビングの メリット・デメリットもご紹介します

2023.3.27 子育て

子どもの学習環境どうする?自室とリビングの メリット・デメリットもご紹介します

#知育#しつけ#教育#小学校




(はじめに)


「学校や塾では勉強できているのに、自宅では集中できていない気がする、けど方法がわからない」そんなことはありませんか?

勉強の途中で遊んでいるような気がする、子供に良い環境を与えられているか不安…

そんな方たちに向けて、子供が集中できない原因や解決の提案と、自室・リビングで学習するメリット・デメリットを紹介します。

勉強が全てではないですが、今回の記事では、勉強の環境について知りたい方向けに書いております。


1.子供が家で集中できない原因は何?理由の例3つ紹介


どんなところで勉強に熱中できるかは、どのような子かによって異なります。

どのような環境を用意すればいいのか、どうして子供が家でなかなか勉強ができないのかを色んな方法を試しながら探ってみましょう。

原因の例は以下の通りです。
①一人で過ごせる環境がない(集中できない、周りの音が気になる)
②ゲーム、漫画などを手に取ってしまって遊んでしまう
③家だとだらだらとしてしまう(メリハリのついてない環境)


2.集中できない原因を「リビング学習」で解消!?


先述した勉強に集中できない原因を「リビング学習」で解消しましょう!

それぞれ以下のような方法で集中できる学習環境にすることができます。

2-1. 一人で過ごせる環境がない
誰にも邪魔されない、静かな所でないと、勉強に熱中できない子にはどのように対処して良い環境を与えられるのでしょうか?

それには、子供に勉強が一人でできる専用の部屋を用意するのが良いと考える方もいますが「家には限られたスペースしかなく子供に自室を与えることができない。かといって、家を大きくしたり、引っ越したりすることは難しい」という声も多いかと思います。

こういった場合にリビングを活用するには、誰もいない時間には勉強時間という時間で決める、または家族がリビングを使っている時でも、テレビを消しておくなどして配慮をしましょう。

しかし、学校や試験では人がいない所、音が一つもしない所はないのが事実だと思います。

リビング学習のいい所は「生活音がする中だとより集中力を鍛えられる」ことが大きな利点です。

本人と相談して、最初は少しの物音からだんだんと慣れていくという方法もありかもしれません。

2-2. 勉強中に遊んでしまう
自室で一人だとついついゲームや漫画に手を出してしまう、ベッドに寝転んで遊んでまった、そんなこともあります。

親がいない時間に勉強する時間を設定すると、遊んでしまうということもありますよね。

そのような子にもリビング学習がおすすめです。

リビングでは、遊ぶ道具を入れて見えない所に自分でしまってもらい勉強を始め、勉強の合間のちょっとした休憩時間は目を閉じる、深呼吸するなどゲーム以外での方法で行うなど子供と話し合ってルールを決めてみましょう。

リビング学習だと、家族が近くにいるという環境になるので、少しゲームなどに手が伸びにくいという効果もある子もいます。


2-3. 勉強が始められず、家だとだらだらとしてしまう
リビングなどでダラダラとして見えてしまう理由はお子さんの年齢や性格によって様々です。

自室で勉強をする子たちの中では、一人で勉強したくない、など
本人が自覚していなくても潜在的に家族の近くに居たい(安心したい)からという理由を持っている子もいます。


お子さんがその理由かもしれないと感じられたら、リビング学習を活用して、様子がみられる状況で勉強をさせてみてはどうでしょうか?

テレビなどの音は決まった時間は消すなどのルールを決めたり「宿題で分からない所があれば質問したり、一緒に問題を解いてみたりしてもいい」ということをお子さんに伝えると少し安心して取り組めるかもしれません。

親御さんも本や自身の学びの時間にしてみると、一緒に勉強しているという感覚になるお子さんもいます。


3.リビング学習のメリット5つ



3-1. 家族が傍にいるから安心できる
1つ前の章で触れましたが、幼い子供は繊細で、私たちが思っている以上にさみしさや不安を感じます。

しかし、リビングでは家族がいるため、子供は安心して過ごせます。台所の野菜を切る音や食器の洗っている音も安心できる要素の一つです。

3-2. 生活音に慣れることで、音を気にせず集中できるようになる
こちらも1つ前の章で少しご紹介しましたが、
小さな音がしても、気にせずに集中力することが必要なテストの時間では、ページをめくる音、紙に書きこむ音などが聞こえてきます。

そのような音が気になり、集中力が削られる場合もあります。しかし、普段から家族の声や、食器の音などが聞こえる場所で過ごすことで、集中していても周りの音がする環境に慣れていき、リラックスできるようになっていき、自然と集中力が身に付きます。

3-3. 様子が見られる
子供が勉強をしている様子を気が付いたときに見ることで、ほどよい緊張感が生まれ、モチベーションが向上します。
定期的に様子をみることで、どんな教科の勉強をしているか、勉強の進み具合はどんな感じなのかが把握でき、子供もほどよく緊張した態度で学ぶことができます。

また、子供が困っているときに気が付いて手伝うこともできるのがメリットの一つです。様子を見て、できたことを褒めるのではなく「○ページやったね」と事実を認めるだけでも子どもは見てもらえた、と感じるものです。

勉強は親のために行うものではありません。
つい声を掛けたくなる気持ちも十分に分かりますが、自分の思い通りになるように褒めるという認識を少し置いておき、事実を事実のまま伝えると親が思っているだけでも、さらに子どもは安心して過ごせます。

3-4. 広い場所だから勉強しやすい
広い空間と、広い机で勉強できるのがリビング学習のメリットの一つです。
リビングでは、家族の食事に使う広いテーブルを使って勉強をしていることでしょう。学習机よりも広くつかえる食事に使うテーブルは、いろんな書物を同時に広げて勉強でき便利でしょう。

3-5. 電気代の節約ができる
子どもに自室を与えるとその部屋の冷房・暖房の電気代がかかります。
しかしリビング学習だと、勉強している子供もあわせて家族がまとまっている場合は、部屋ごとに冷房・暖房を使わずに、電気代の節約にもなります。


4. リビング学習のデメリット5つ


4-1. 音が気になる(家族の協力が必要)
リビングでは兄弟などがテレビやゲーム、スマホを見ていたりしていることがあります。
楽しそうな音、うるさい音が気になって勉強に集中できなくなる可能性が高いので、兄弟で学習時間を揃える、など本人たちと相談して、より良い方法はないか?と話してみるのもよいです。

4-2. 親が面倒を見過ぎたり、声を掛け過ぎる
目が届く範囲で自分の子供が勉強していると、ついつい気になってしまうのが親です。子どもをずっと見続けたりして嫌がられたり、様子を見ようと関わりすぎたりして、子供のやる気をなくしてしまうことがありえます。適度な距離感で接することができるように意識して関わっていくようにしましょう。

4-3. リビングが汚れる、散らかりやすい
消しゴムからでたゴミ、色のついたペンや、のりを使うことで、机と床が汚れてしまうことがあるのがリビング学習のデメリットです。子どもに、勉強が終わった後は後片づけをするようにと伝えておきましょう。自分で片づけができない子にはまずは親がやって見せる、一緒に行う、など段階的に行う方法もあります。

4-4. 家族から邪魔される場合がある
小さな弟・妹がいると、遊んでほしくて声をかけたりしてしまうことがあります。テレビを消すなど、集中できる環境を用意しても、小さい子供には分かってもらえないかもしれません。場所を離すなども一つの方法です。

4-5. 家族がリビングでテレビやゲームができない
子供に集中できる環境を用意すると、他の家族がテレビやゲームができなくなります。見たい番組を我慢して録画にする、ゲームをしたがっている他の子には相手をしてあげる必要があるのがデメリットのひとつです。



5. 自室で勉強するメリット4つ


5-1. 成長した子供の要望を満たせる
子どもは、体や心が成長していくにつれて、他人と離れたい気持ちが出てきます。特に多感で繊細な気持ちを持つ時期の、中学生・高校生は自分だけの場を求めるようになっていきます。プライベートが確保できる良い環境を用意することで、心にゆとりのある学校生活が送れることも期待できます。

5-2. 静かで勉強しやすい環境
まだ雑音がある状態では勉強ができない子や逆にある程度慣れた子は、
自室があると周りからの音のない、邪魔されない場が合う場合もあります。

ドアや壁でまわりから隔たれている自室は他の部屋からの音を防いでくれます。リビングのゲームの楽しそうな音やテレビからの大きな音、人の話し声などの余計な音のない場は、静かで過ごしやすい環境です。

5-3. 兄弟などほかの家族から邪魔されない
リビングで勉強をして過ごしていても、かまってほしくて弟や妹に邪魔されることがあります。それに対して自室では、他から邪魔されない環境で、一人で過ごせます。

5-4. リビング学習している子に気をつかわなくてもいい
自室で子供が勉強するようになると、家族がテレビやゲームを遠慮しなくてもよくなります。


6. 自室で勉強するデメリット4つ


6-1. 周りの目がないため、こっそり遊んでしまう
楽しいものがいっぱいな自室。漫画、ゲームなどをこっそりしてしまうかもしれません。誰にもみられない、こっそり何かをやっても注意されない、といった環境は、勉強以外の好きなことをこっそりできて、遊べてしまう環境なのです。勉強するときは時間を決める、遊べるものを部屋におかない、など家族内ルールをつくって対処しましょう。

6-2. 子どもが寂しくなる
幼い子供は一人でいると不安や寂しさを感じやすい傾向にあります。とくに小学校低学年の子が感じやすいです。そのため、安心して勉強ができなくなるかもしれませんので、たまに様子を見に行って顔を合わせ、話かけて安心させてください。

6-3. 勉強の様子が把握しにくくなる
自室学習では、子供がいま何をしているのかを把握できません。実際に部屋に行かないと遊んでいないかどうか、勉強時間に真面目に勉強しているか把握できないのがデメリットです。

6-4. 冷房、暖房の電気代がかかる
子供に自室を用意すると自室学習で子どもの体調を保つためにも冷房、暖房を使う必要が出てきます。

自室学習ではリビング学習よりは多少、電気代はかかるかもしれません。



(まとめ)


自室学習、リビング学習はともにメリット・デメリットがあります。
しかしどちらも家族が心のケアをしたり、勉強の協力をしたり、勉強するのに良い環境を築けるように工夫をしていけば、その姿勢はきっとすぐではなくてもお子さん本人に伝わると思います。少しでも参考になれば幸いです。

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