2019.3.13 子育て
入園させる前に知っておきたい子供園の多様性
こども園は従来あった幼稚園と保育園という施設の機能を併せ持った新しい形の施設です。一口にこども園と言っても様々なタイプがあります。今回はそのことについて調べてみました。
こども園とは
こども園とはそもそも、保育園が抱える待機児童問題、その一方で定員割れも珍しいことではなくなっている幼稚園、これらの問題を解消するために2006年から内閣府が管轄している新しい施設です。
2015年に子ども・子育てという働きながらも育児を両立するのを支援するための法が新しく制定されました。
これを機に、こども園の数は文字通り倍増しました。
それと同時にこども園も多様化しました。
様々なこども園
こども園には幼保連携型、幼稚園型、保育所型、地方裁量型の四つに区分できます。
幼保連携型は幼稚園と保育園の機能を持ち、単一の施設として設置、運営される施設です。
一日11時間の開園と、土日も開園が原則とされています。
幼稚園型は元が幼稚園で、保育園の機能を持つこども園。開園時間は、地域ごとに変わります。
保育所型は元が保育園で、保育を必要としない3歳児以上の子供を受け入れ、学校教育法に基づいた保育を行う施設です。
一日11時間の開園と土日も開園が原則とされています。
地方裁量型は幼稚園、保育園がない地域で保育施設がこども園としての機能を果たすタイプです。
開園日や開園時間は地域ごとです。
まとめ
こども園と言っても、様々なタイプに分かれていて成り立ちもまた様々ですね。
確かにこれでは幼稚園の教員免許や保育士免許を持つ人も混乱してしまいそうではありますね。
混乱しないためにもどの型が一番ふさわしいか調べておくのが大事ということになりますね。