ひな祭りの前に子どもと読みたい!雛祭りにまつわる由来を知ろう

2020.2.14 子育て

ひな祭りの前に子どもと読みたい!雛祭りにまつわる由来を知ろう

#健康

毎年何気なくやっている雛祭り行事について、

改めて雛祭りの由来や、正しいやり方について述べてみようと思います!

ひな祭りの前にお子さんとこの話題を話してみるのもおススメです。

雛祭りってどんなお祭り?


雛祭りと言えば、雛人形を飾り、ちらし寿司やハマグリのお吸い物を食べて女の子の健やかな成長を願う伝統行事です。
この「雛人形」、お雛様に女の子の穢れを移し厄災を身代わりになってもらうという意味が込められているのですが、実はもともとの雛祭りは、女の子のための行事ではなかったのです。

雛祭りの由来は?


雛祭りの由来を知るためには、2つの話を説明する必要があります。
まず1つめは、中国から伝わった五節句という行事のひとつ「上巳の節句」についてです。三月上旬の巳の日に、草やわらで作った人形(ひとがた)で自分の体を撫でて穢れを移し川に流すことで厄払いや邪気払いを行う風習がありました。

また一方で貴族階級の女の子の間では、髪の人形を使った遊び、今でいうところの「おままごと」が流行っていました。これを「ひいな遊び」というのですがこのひいな遊びと川に人形を流す人形(ひとがた)が結びついて「流し雛」が誕生しました。
さらに江戸時代になると、人形作りの技術が向上し、川に流すのではなく家に飾るように変化していきました。
これが雛祭りの由来です。

雛祭りの意味は?


上巳の節句では、特に女の子のための日という概念はなく、子供の行事として厄払いが行われていたのですが、江戸幕府が、日付が変動していた上巳の節句を三月三日と定め、雛人形を飾ることから、女の子の日と定着することとしたのです。

雛祭りはいつからいつまで?


雛人形を飾り始めるタイミングは、2月中旬ごろ季節の変わり目である立春を過ぎた頃、ちょうど節分の豆まきで厄払いをした後が良いとされています。

特に時期が決まっているわけでもないので、だいたい雛祭りの1週間くらい前には飾り始めましょう。

また片づけるのも決まりはありませんが、厄災の身代わりになった人形のため、いつまでも置いておくのは良くないから早く片付けたと考えられています。

まとめ


いかがでしたでしょうか?雛祭りの由来紐解いていくと、元々は女の子のための行事ではなかったですが、子供の成長は親にとっては幸せなことです。
今年は、改めて娘の成長の幸せを感じながら、家族で雛祭りを過ごしてみてはいかがでしょうか?

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