2020.3.26 子育て
近頃ニュースでよく聞く新型コロナウイルスの「オーバーシュート」って何?
ニュースで新型コロナウイルスの「オーバーシュート」と聞かれるようになりましたね。
「クラスター」?「スーパースプレッター」?「オーバーシュート」?カタカナばっかり使うなよ~
と思っちゃう人も私だけではないはず。
そこで今回は、意味が分かりそうで分からない「オーバーシュート」についてご紹介したいと思います。
そもそも「オーバーシュート」はどういう意味?
現代の日本で使われるオーバーシュートの主たる意味としては、
*(感染症などの)爆発的な患者の増加や感染拡大
*(為替用語で)有価証券の適正価格から大きくかけ離れた(行き過ぎた)変動
です。
共通することとしては、基準や予測より『行き過ぎた』『飛び越えた』という所です。
今回のコロナウイルスの件のニュースだと、”コロナ慣れ”などによる「爆発的な患者の増加」を懸念しているということになります。
現在、イタリアやドイツもこのオーバーシュートに悩まされていると報道されていますし、東京都知事も日本国内で同じような状態になることを恐れています。
「オーバーシュート」の対策はあるのか、また「オーバーシュート」が起こるとどうなるのか
3/24~の三週間、オーバーシュートが発生するかどうかの分かれ道だと東京都知事は言っていますが、近頃は「コロナ慣れ」と言われて、コロナウイルスを軽視する行動が目立ち始めています。
政府が言っている対策としては、3つの密を避けるようにとのことでした。
①『密』閉空間(換気がされていない場所)
②『密』集した場所(外でも人が密集している場所はNG)
③『密』接した会話(近距離で話をすること)
感染経路が不明な患者が、大都市の東京や大阪で増え始めていることが明らかになっているためイベント等が行われると一気に感染者が増える可能性をはらんでいます。
三連休ということで、羽目が外れてしまった方も多いため感染者が増えたとも見られています。
オーバーシュートが起こってしまうと、「ロックダウン」と言って
外出の強制停止などが行われる可能性があるので今の時期に感染を広げないことが非常に大事だと言えます。
皆さんも、知らず知らずのうちに感染を広げないよう「自分は大丈夫」という気持ちを捨てましょう。