2021.11.24 子育て
猫を生活に迎え入れる為に我々人間が最初にすべきこと3選
猫と我々人類は、太古の昔からともに暮らしてきました。
猫は、自由気ままに過ごしていたかと思うと、急に甘えてきたりして予測不可能な可愛さで魅せてくれます。
昨年からのコロナ禍を通して我々人類が直面したのは、自宅待機で癒しを得る難しさでした。
今回の記事では、コロナ禍を通して「我が家にも癒しを求めて猫を飼いたい」という気持ちが高まったご家族に向けて、「猫を生活に迎え入れる上で大切なこと」を3つご紹介いたします。
目次
1.猫を日常生活に迎え入れるために必要なこと
猫を飼う前に、しっかりと考えておかなければならないことがあります。
どのような心構えが必要なのかをお伝えします。
①猫を生活に迎え入れるための心の準備をする
我々人間と同じように、猫も大切な尊厳を持った一つの命です。
猫を生活に迎え入れるということは、「新しい命を迎え入れること」という意味があります。
一緒に暮らすからには、それ相応の覚悟や心の準備をしておくことが大切になります。
猫との暮らしが、今後10年以上続くことを考えた時に、私たちが出来ることは、「猫にとって快適な環境を提供する」ということです。
生活の中に「猫」という存在が新しく含まれることによって、「今までできていたこと」や「これから出来るかもしれないこと」の内のいくつかが、人生の選択肢から抜け落ちることが起こりえます。
それは例えば、家で趣味に割り当てていた時間が猫の世話で少なくなることや、これから転居しようとしたときにペット不可の物件に住めないことかもしれません。
そういった「何か」を諦める必要が出てきたときに、「それでも猫と暮らしたい」と思える気持ちが持てるかどうかをよく考える時間を持つことが大切です。
お互いが心地よいと感じられるように、我々人間側が猫の生活スタイルに合わせていく事で、うまく共生していけるようになります。
②猫と暮らすために時間を家族間で融通する準備をする
猫が、お腹を空かせて孤独に家で留守番している時間が長くならないように、家族の間で時間を融通し合うことが将来的に必要になります。
特に、子猫の場合は、成猫以上に目が離せない存在です。
猫と暮らすには、「猫ファースト」(猫を優先する)な生活が大切とも言えます。
ただし、あまりにも猫を優先し過ぎると我々の生活のバランスが保ち辛くなるので、バランスを意識して「猫ファースト」することが大切です。
③猫を大切にするために家の中を整える
猫が、好奇心にまかせて大けがをしないように、家の中の整理整頓や、ケガの元になりそうなものを処分する必要もあります。
猫が、じゃれてもケガしない環境を整えることによって、家の中が自然とキレイに片付いていきます。
そういう意味で考えても、猫と暮らすことには、非常に大きなメリットがあります。
2.日常生活を彩る猫の魅力
猫は様々な魅力を持った動物です。
どのような魅力を持っているのでしょうか?
①暖かい場所と涼しい場所は猫が一番知っている
陽だまりや、風通しの良い涼しい場所には、猫が先着していることが多いです。
もしも、休日ならば猫がいる場所を中心に移動すると、寒い冬の日も、暑い夏の日も寒さ暑さをしのぐことが出来るかもしれません。
猫は、暑さ寒さをしのぐ際の案内者ともいえます。
②飽くなき探求心
ひらひらしているティッシュペーパーだろうと、座り心地の良い革張りのソファーだろうと、猫は飽くなき探求心を発揮して自らの興味の赴くままに、じゃれます。
これまで生きてきた中で頻繁に見聞きしたことに対して、我々人間はすでに飽きている部分があります。
そんな中でも、住み慣れた家の中に猫が新たに登場することで、「飽き」が薄れます。
むしろ、新鮮さを取り戻すことがあります。
③意外と寂しがり屋?
主婦・主夫をされているママさん・パパさんの中には、お子さんが学校に行かれる年頃の場合、自分が買い物を終えて家に帰ったときには誰の気配も感じないという所に、どことなくもの寂しさを感じるという方もいらっしゃるかもしれません。
猫は、いつもはツンツンと気丈そうにしていますが、一人になると心細いようで、しおらしく家族の帰りを待っていたりもします。
一方で人間の方も、「猫のご飯の時間だから、そろそろ帰らないと」と思っていたはずが、気が付いたら「猫が待つ家に早く帰りたい」と心持ちが変化していることもあります。
これが、猫が持つ最大の魅力だったりします。
3. 猫と暮らす生活に必要な費用
猫と暮らすことで、少なからず費用がかかります。
猫との生活で何が必要になるのでしょうか?
①猫の生活用品を一通りそろえるお金を考える
猫と暮らすためには、猫が生活しやすいような環境を整えることが大切です。
猫も、ご飯を食べます。
猫も、用を足します。
猫も、眠ります。
私たちと同じ三大欲求を、猫が快適に満たせる環境づくりが必要です。
「環境づくり」という言葉だと、曖昧ですが、感覚的には私たちが家を建てて生活の拠点を整えることと同じです。
「環境づくり」には、お金が相応に掛かるように、猫を生活に迎え入れるにも、まとまった額の初期費用が掛かります。
②最初に買うものとおおよその値段
最初に買うものとおおよその値段についての話に移ります。
ざっと、例示するだけでも、
・猫用トイレ(トイレ砂含む) 1万円~2万円
・猫用食器 1200円~2800円
・キャットフード 600円~
・キャリーバッグ 3000円~1万5000円
ここまでのアイテムをおおよそで見積もっても約4万円程必要です。
まとめ
いかがでしたか?
猫を迎え入れるために必要な知識の一部についてご紹介いたしました。
この記事が、皆様の「猫と暮らす生活」を考えるきっかけになれば幸いです。
実際に猫と暮らすことで、毎日が豊かな気持ちで満たされますように。