知っておきたい!アレルギー表示の注意点と救急医療情報カードについて

2021.12.21 子育て

知っておきたい!アレルギー表示の注意点と救急医療情報カードについて

#健康

お子様やご自身が食物アレルギーを持つと、何か起こった時怖いですよね。アレルギーが重症の方だと普段の食事でも気を付けなければなりません。
今回は食物アレルギーを持つ方、持たない方も知ってもらいたい事を2つご紹介します!



・アレルギー物質の表示義務と注意点


ご自身や周りの方がアレルギーを持つと、原材料やアレルギー表示の確認すると思います。
ですが、案外見落としてしまう事もあると思います。
そのためまずはアレルギー表示の義務とその注意点について説明します。

アレルギー物質の表示には、「アレルギー表示が義務付けられている7品」と、「アレルギー表示を推奨している21品」があります。
ですが、表示が推奨されている21品は表示されない事もあり、実際にアレルギー物質が含まれているのか、含まれていないのか判断できません。
こうした事態を避けるため、「この食品は28目のアレルゲンを対象範囲としています」や「アレルゲンは義務7品目を対象範囲としています」といったどのアレルゲンを表示対象としているかを掲載している事もあります。
そしてアレルギー表示にご自身のアレルギー物質が記載されていなくても、原材料に記載されている場合があります。誤ってアレルギーの物を食べてしまわないように、原材料もしっかりチェックしましょう。
またこれらの表示は箱や袋で包装された加工食品などには書かれていますが、店頭で注文してから作られる弁当や、量り売りされる食品には表示されない事もあるので注意が必要です。

・救急医療情報カード(緊急連絡カード)


最後に救急医療情報カード(緊急連絡カード)について少しだけ説明します。
救急医療情報カードとは、アレルギー症状などで救急車が必要になった場合、救急隊員などに渡すことで、「家族の連絡先」「普段使用している薬」「アレルギー物質」などを知ってもらうことができます。また異変に気付き、救急医療情報カードを見た人に救急車を呼んでもらう事も出来るため、アレルギーが重症な方は持っておくと安心ですよ。
必要があれば、幼稚園や保育園の先生方にもお伝えしておきましょう。

・まとめ


食物アレルギーは、食事中常に気を付けなければいけませんが、最近はアレルギーの対応がしっかりしているお店や、アレルギー物質を使っていない食品がたくさんあります。
ご自身や大切なお子さんの身を守り、安心して食事を楽しめるといいですね。
アレルギーは大変ですが、食べられるご飯を美味しく食べましょう!

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