2018.10.5 ファッション
サイズの変化やヒールの高さまで『妊婦さんの靴選び』
理想の靴との出会いは生涯の友人との出会いである…by tomoちゃん
今回は妊婦さんが気をつけたい靴選びについて。
◆◇靴選びのススメ◇◆
その1.いままでの靴が履けない!?
妊婦さんは血液の量が増える上、おなかの重みで太ももが圧迫され、血流が滞り、むくみやすくなります。
そのため、いままでのサイズの靴が入らなくなるのです。
妊娠中期~後期にかけて起こりやすい現象です。
朝は履けた靴が、夕方ぐらいになるときつく感じるのは妊娠中のむくみによるものであることが多いです。
すでにむくんでしまった人は、思い切って靴を変えてみましょう。
次項から、選び方のポイントを紹介していきます。
その2.どんな靴を履くべきなのか
ポイントは4つ。
・安定していて、転びにくい
妊婦さんは急にめまいが起こることがあるので安定した靴を。
できるだけヒールのあるものを避けましょう。
・滑りにくい
フラットシューズ、いわゆるぺたんこ靴でも、靴の裏がツルツルの物もあります。
靴底が滑りにくい素材のものを選びましょう。
雨の日用のレインブーツなど靴裏に溝のある靴でも、溝の形状などによっても滑りにくさが違います。
お店の人に聞いてみましょう。
・履いたり脱いだりしやすい
おなかが大きくなると靴の脱ぎ履きが大変です。
靴紐のあるものは避けましょう。
・疲れにくい
体重が増えたり、むくみで足が疲れる妊婦さんも多いです。
クッション性の高い靴や、インソールを使いましょう。
それから、必ず靴選びの際は靴屋の店員さんなどの専門家に疑問点を尋ねましょう。
サイズなどの相談もしっかり聞いてもらってください。
その3.ヒールについて
もちろん、ハイヒールは安定しないのではかないのが無難です。
底が平たいヒールのない靴を履くと、通常、おなかが大きいと身体は反り返ってしまうので、腰痛になりやすいです。
そうしたときに、3cmほどのヒールを履くことで、やや前傾姿勢になり、腰痛予防になるといわれています。
ただ、そうした場合もヒールの種類をできるだけ太くしっかりとした安定感のあるものにしましょう。
ベストなのは、転びにくいヒールの無い靴に、妊婦さん用のマタニティインソールを使うことです。
転倒防止に、腰痛も予防できるのでおすすめです。
母子ともに安全を優先して、ぜひ安定して転びにくい靴を選んでくださいね。