2018.11.6 妊活
体を冷えから守る「冷えとり靴下」の効果的な履き方
妊活中の皆さんはこれからの寒い季節に体を冷やさない
ことが大切ですよね。
今回は冷え対策として「冷えとり靴下の重ね履き」について
ご紹介したいと思います。
冷えとり靴下の種類
冷えとり靴下にはいくつか種類があります。素材はシルク、ウール、
コットンの三種類が主です。特徴としては、シルクは風合いが良く
肌を保湿してくれます。ウールはあたたかさに優れた素材で、伸縮性があります。
コットンは肌なじみが良く吸水性や耐熱性に優れています。
形にも種類があり、普通の靴下と同じように先が丸くなっている形や、五本指靴下
などもあります。メーカーが販売している冷えとり靴下のなかで主流なのが、
素材の異なる靴下が何足かセットになっているタイプです。その他に一枚でも
あたたかい靴下や、デザイン重視の冷えとり靴下などもあります。
冷えとり靴下の重ね履きの手順
一足目には「吸湿性」と「放湿性」に優れた「シルク」の五本指靴下を、
ニ足目には足裏から排出された汚れや湿気を吸い取る役割の
「ウール」か「コットン」の五本指靴下を、三足目には
また「シルク」の先丸靴下でニ足目の汚れや湿気をさらに吸い取り、
それらを今度は四足目の「ウール」か「コットン」の先丸靴下に渡すという流れです。
すべて同じ素材を重ねてしまうと、繊維の間から暖かい空気などが逃げてしまうため、
この素材と順番を守ることが大切になってきます。
冷えとり靴下の選び方
① 天然素材100%のものを選ぶ
「絹製」・「天然繊維使用」と謳っている商品でも、大半のものは半分以上
化学繊維が使われています。ポリエステルやナイロンといった化学繊維は
生地を丈夫にしてくれますが、保温性や透湿性については、これらが
混紡されていることで下がってしまいます。
肌に触れた心地よさでその差は歴然ですので、必ず絹100%や
天然繊維100%で作られた靴下を選ぶようにしましょう。
② 締めつけないものを選ぶ
締め付けの強い靴下は血行を妨げ、血行が悪くなると足は冷えやすく
なります。締め付けがきつくなく、試着してみて程よいゆったり感があるものを
選びましょう。
③ その他の注意点
1.寝るときは履かない
冷え性だと寝る時も靴下を履きたくなりますが、冷え性の根本原因は
血行の問題でもあるので、寝るときは靴下を脱いで足を休ませることも
大事です。
2.内側は薄手かつま先だけの靴下を選ぶ
重ね履きすると普段はちょうどいい靴が入らなくなるので、
インナーソックスに薄手のタイプ、もしくはつま先だけのタイプを
選ぶとその心配がなくなります。
まとめ
「冷え性は万病のもと」と言われるくらい、私たちの体にとって
いいことはひとつもありません。逆に体が温まると心も穏やかになる気がしますよね。
苦手なことが続いたり、ストレスが溜まったら体を温めてみるのがいいかもしれません。
体も心もポカポカにして穏やかに毎日を過ごしましょう。