赤ちゃんの沐浴の手順と注意するべきこと

2018.10.28 妊娠・出産

赤ちゃんの沐浴の手順と注意するべきこと

#乳児#夫婦#イクメン#産後

  

赤ちゃんの毎日のお世話のひとつに、『沐浴』があります。

赤ちゃんのお風呂のことですね。

なにしろとっても小さく、首も座っていない赤ちゃんをお湯の中に入れるわけですから、慣れるまではパパもママも緊張してあたふたしてしまうかもしれません。

でも基本的な流れをはじめに知っておけば大丈夫。

今回は沐浴のやりかたと注意点を紹介します。



沐浴とは何か





生まれて間もない赤ちゃんは、

抵抗力が弱く細菌に感染する危険があるため、私たち大人と一緒にお風呂には入れないので赤ちゃん用のお風呂を用意し、そこで洗ってあげることになります。


沐浴は、マタニティクラスや両親学級で体験できることが多いと思いますので是非参加してみてくださいね。


沐浴の期間や時間、場所はどうする?




 基本的には生後1ヶ月くらいまで。 それを過ぎたら大人と一緒に入浴することが可能になります。

生活リズムを一定にするため同じ時間に入浴するのがいいでしょう。

沐浴自体、赤ちゃんの負担になるので全体で10分程度に収まるように心がけましょう。

あくまで目安なので、1ヶ月検診の際に先生からOKのサインが出てからにしましょうね。



準備するもの





赤ちゃんをお湯の中に入れた後に中断するのは難しいので、先にすべて準備しておきましょう

•ベビーバス(洗面台やキッチンのシンクでもOK)
•洗面器
•ベビー石鹸(液体や泡タイプのものでもOK)
•ガーゼハンカチ
•沐浴布(大き目のガーゼでもOK)
•バスタオル
•着替え
•オムツ
•お手入れセット(臍の消毒、綿棒、保湿剤など)


準備しておくと良いこと



・赤ちゃんの肌着、ベビー服を重ねて、袖に通した状態にします(オムツも同じようにしておくと楽)。
はじめから重ねて袖を通した状態にしておくと、着せる時にスムーズです。

・バスタオルはたたんだ状態ではなく、すぐに赤ちゃんを乗せて拭いてあげられるよう広げておくと便利。

・手洗いをしておく
沐浴する人の手が汚れていたら意味がありません。
丁寧に洗いましょう。

手順



①服を脱がせる
おなかにガーゼをかけます。 
また赤ちゃんを冷やすといけないので、部屋の温度は快適にしておきましょう

②お湯の準備
 お湯の温度は38℃~40℃。
ベビーバスや洗面器に用意します。

③首を支え、ゆっくり湯につける

④顔を拭く
 ガーゼをお湯で濡らし、目頭から目尻に向かって優しく拭く。
こすり過ぎないように注意する。

⑤頭を洗う
 石鹸を泡立て、頭を洗っていく。皮脂が多いので念入りに洗っていきましょう。
すすぎのときは顔にかからない様に注意する。

⑥体を洗う
仰向けの状態にして首、わきの下、お腹、手、股、足の順に洗っていく。
泡が残っていないことを確認したら、赤ちゃんの脇を支えひっくり返し背中やお尻を洗う。

⑦かけ湯をする
最後に別に洗面器などに用意しておいたお湯でかけ湯をして終了。

⑧水分をふき取り、服を着せる
広げておいたバスタオルでくるみ着替えがある場所へ移動し、身体をしっかり拭いてから、

準備しておいたオムツや服を着せる。

首や脇などは水分が残りやすいためしっかり拭くと良いです。


注意点



避けるべきタイミングは満腹(授乳後30分以内)・空腹時。

おなかが減って機嫌が悪かったり、おなかが一杯で苦しかったりするので、落ち着くまで様子を見ましょう。

また上にも書いてありますが、沐浴をする時間帯を決めておくと生活リズムが安定しますよ。



まとめ





沐浴について紹介してきましたがいかがでしたか?

慣れるまでは大変かもしれませんが、赤ちゃんの安全とパパさんママさんのやりやすさを優先して行っていってくださいね。

貴重な時期なので慣れてきたら写真などを残すのもアリです。

楽しく、安全に過ごしましょう!

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