2019.2.17 妊娠・出産
いまさら聞けない!妊娠の知識!
妊娠しても陣痛などの症状を別のものと勘違いしてしまい妊娠しても気が付かず、妊娠してかなり時間がたってから自分が妊娠したと理解したり、出産するまで自分が妊娠していたと気がつかなかったというケースはあります。
今回はそうならないためにも妊娠した時の知識を理解しておきましょう。
初期症状
個人差はもちろんありますが、大体は生理予定日が過ぎた後に症状が起こります。
このころからつわりが始まったり胸が張ったり腰痛がひどかったりといろいろなことが出てきます。
なぜこの症状が現れるのかは現在になってもいまだにはっきりとはわかってはいません。
hCGやエストロゲン、プロゲステロンなどの妊娠を継続するためのホルモンが増え続けるのが原因ではないかと言われています。
中期症状
妊娠期間は四週間=妊娠一ヶ月とみなされ、三か月ごとに、初期、中期、後期と分けられています。妊娠初期は二か月から四か月、中期は五か月から七か月、後期は八か月から十か月となっております。
そして、妊娠中期である五か月から七か月ごろにつわりは治まり、お腹が大きくなってくるのが一般的です。
そして妊娠中期の主な症状はこのお腹が大きくなるのが原因です。
横隔膜が圧迫され息切れが起きたり子宮が大きくなった結果として腸が圧迫され便秘になったりと精神的ストレスによって目がかすんだり、ちらつきなどが起きたり、不眠なども出てきます。
後期症状
後期症状として、またつわりが始まります。こんどのつわりは胃酸が逆流しやすくなっており、それのおかげでのどが痛くなりがちです。
ほかには胃が圧迫され食事をすると胃もたれや胸やけなどの症状が出てきます。
当たり前ですが、中期ごろよりお腹がさらに大きくなるので、先に書いた、息切れや便秘などの症状も起こりやすくなっています。
まとめ
妊娠に気がつかないと、飲酒や喫煙の習慣がある人は妊娠していても続けてしまいがちです。これらは胎児には厳禁です。
ほかにも妊娠中の精神的ストレスに起きる症状を他の精神疾患と勘違いしてしまい向精神薬を飲んでしまうかもしれません。
現在では向精神薬は胎児に悪影響はないとなっておりますが、それでもふさわしい処方を行われるよう気をつけましょう。