赤ちゃんの首がすわるのはいつ頃?首がすわるまでの注意点なども解説します。

2024.11.5 子育て

赤ちゃんの首がすわるのはいつ頃?首がすわるまでの注意点なども解説します。

#乳児#幼児#0歳児



(はじめに)


お子さんを育てる際は、初めてのことになると、一つ一つ疑問が湧いてきますよね。

首がすわるという状態がどんなことを指すのか、生後いつ頃がすわるのか、この時期の正しい赤ちゃんの抱っこの仕方はどうなのか、そういった不安はありませんか?

そんな不安を解消してすっきりできたらいいですよね。
首がすわっていく赤ちゃんの時期や注意点、促し方を解説していきます。


1.首がすわるとは、どんなこと?


首がすわるとは、大人の助けを得ず赤ちゃん自身で頭を自由に動かせる状態のことを指します。

首がすわっていない赤ちゃんは首が倒れて不安定なことが特徴です。
そのため抱っこの仕方や赤ちゃんの態勢に気を付ける必要があります。


2.首が座っている状態の確認法は?


首がすわっていることを確認するには、あおむけの態勢からゆっくり起こして首が前後に倒れてないことを確認します。

また、うつぶせの状態から首を上げることができると首がすわっていると判断できます。しかし、赤ちゃんの様子によっては判断が付きにくい事例も存在します。



3.赤ちゃんの首がすわる時期


90%の赤ちゃんは生後4か月くらいで首がすわってきます。

ただ、早産の赤ちゃんは首のすわりが遅いかもしれません。生後3~4か月くらいで一度健診を受け、診てもらいましょう。5か月を過ぎてもまだだと感じる場合、検査も検討してみてください。小児科に相談してみましょう。

また個人差もあるので、首が座らないからと焦ったり、落ち込まなくても大丈夫です。



4.首がすわるまでの注意点



・病院で経過観察をしてもらうべきタイミング
生後3、4カ月の健診をして首のすわりを診てもらい経過をみておきましょう。
生後5か月になっても首のすわりができていない様子の場合は、検査する必要があるかもしれませんので。小児科に相談しておきましょう。

・頭と首が安定する抱き方を意識する
赤ちゃんの首が安定していないときは首を支える抱き方にし、大人の体で支えることを意識しましょう。首は本当に重要な体の部位ですので赤ちゃんの体に負担をかけないようにしてください。

・椅子に座らせないようにする
首がすわる前に赤ちゃん用の椅子やいろんな椅子に座らせることはやめておくべきです。

赤ちゃんが首を安定できなくて前や後ろに倒れこんだり、赤ちゃん用の椅子の仕切りにお腹が押された状態になり苦しくなることもあり得ます。

赤ちゃんの成長によって体勢にも合う、合わないが変わっていきますので注意しつつ赤ちゃんの負担にならないようにしていきましょう。

・「おんぶ」はやめておく
首がすわる前の赤ちゃんをおんぶすることはやめておいてください。おんぶでは赤ちゃんの首が不安定になって危険です。背負っているのが背面なので、不安定なことに気づけないということも危険度があります。

頭部を支えることを意識して赤ちゃんを見守っていきましょう。


5.首のすわりを発達させる運動



※これはお子さんの成長に合わせて、小児科や専門医の話を聞いてから行うようにしてくださいね※

首のすわりは赤ちゃんが自発的にできるようになりますが、大人によってすわりを促す運動法があります。

・うつ伏せ遊び
赤ちゃんをうつ伏せに寝かせて声をかけたり、おもちゃの音で気を引いてみましょう。すると、声やおもちゃの音が気になって赤ちゃんは首を動かすしぐさを見せてくれることでしょう。

注意点として、うつ伏せで呼吸ができないことを避けるように気を付けたり、頭をぶつけないように柔らかいタオルの上で遊ばせるなど、周りの物に気を付けてください。

・仰向け遊び
「うつ伏せ遊び」と同じような遊びで、おもちゃを見せたり音を聞かせて赤ちゃんの気を引きます。赤ちゃんがおもちゃに気づいたらゆっくりとおもちゃを動かしてみましょう。赤ちゃんは追いかけて見ようとするため、首を動かす力が育っていきます。


(まとめ)


赤ちゃんは生まれてから日が経つにつれて少しずつ自分でできることが増えていきます。子育てはやるべきことが様々で大変ですが、お母さんも息抜きをしながらお母さん自身が気持ちや体を壊すことのないようにと思っています。

また、自分で解決が難しいこともありますので小児科や子育て相談窓口などで相談してみましょう。

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