2019.1.13 子育て
こどものお小遣いあげるべき?そのメリット・デメリット
みなさんこんにちは! tomoちゃんです。
さて皆さんは、こどもにお小遣いってあげてますか?
あげるにしてもいつからがいいのかや金額など悩みはつきないと思います。
今回はあげる時期・金額など大まかにはなりますが、書いていきます。
お小遣いをあげる時期と金額
お小遣いをあげ始める時期は、家庭ごとに事情も違うので、周りに流されずにご自分の家庭でよく話し合って決めましょう。
本人が必要と感じていない時期からあげる必要はありません。
お子さんがお金やお小遣いに興味を持ち始めたら話し合いましょう。
また、金額はおおよそ子供の学年×100円ほどが相場のようです。
こちらも、それぞれの家庭で事情が異なるので、ご家族とよく話し合ってから決めましょう。
お小遣いのメリット
子供にお小遣いをあげるメリットは、大きく分けて以下の4つです。
・金銭感覚が養われる
・お金を計画的に使い、やりくりができるようになる
・お金には限りがあるということを知られる
・必要なものと不要なものの区別をつけられる
お小遣いのデメリット
お小遣いによるデメリットは、
・定額で決まった日にもらえる場合は、何もしなくてもお金はもらえると思ってしまうこと
・お手伝いをしたときに報酬としてお金をもらえる場合、お金をもらえるからお手伝いをするという考え方になり、お金で見返りを求めるようになってしまうこと
の、2つが挙げられます。
デメリットを減らすには
では、どうしたらデメリットを減らせるのでしょう。
例として、定額制+報酬制での以下の方法をおすすめします。
まず、決まった日にお小遣いをあげる理由を説明します。
「お金を自分でやりくりして、自分で生活していく力が身につくようになってほしいからあげるんだよ」、といったように、なぜ貰えるのかを明確にします。
そして、報酬として与えるときは、必ず「今日はお手伝いしてくれてありがとう!とっても助かったよ」と、お手伝いに対する感謝の言葉をかけるようにしましょう。
こうすることで、自分が家族の役に立てたと感じ、家族の一員としての自覚が芽生え、お金ばかりが大切なのではないことを理解できるようになっていきます。
誰かの役に立てたことで、自己肯定感も育まれます。
より効果的にお小遣いをあげるコツ
まずは、お小遣いの使い方を決めておきましょう。
たとえば、普段の生活や学校で必要なものは親が、お友達と遊ぶときに外で買って食べるお菓子などはお小遣いで、というようにお小遣いをあげているのになんでも買っていてはお小遣いの意味がなくなってしまうので、どこまでが親がお金を出すか、どこからがお小遣いで買うのかを事前に決めておきましょう。
また、なれないうちは特に、小額で週に一度、もしくは1日ごとなどこまめに渡してお小遣いのやりくりに慣れさせましょう。
それから、渡すときは渡す金額より一つ単位の小さい小銭で渡しましょう。
たとえば、500円なら100円5枚、100円なら10円10枚といったように。
こうすることで、お金の減り具合がわかりやすいので管理がしやすいです。
お金が溜まったら大きな単位のお金に両替してあげると、お金の仕組みが理解できるようになりますよ。
やってはいけないお小遣いのあげかた
前借りは癖になってしまうとお金がなくなっても親がどうにかしてくれると思うようになってしまいます。
やりくりと我慢することを学ぶためにも次のお小遣いの日まであげないようにしましょう。
また、兄弟や友達とお金の貸し借りをさせないようにしましょう。
特に、友達との貸し借りは金銭トラブルを生み、友人関係に影響が出ることがあるので要注意です。
それから、学年や年齢が上がったからとお小遣いの金額を上げると、努力しなくてもお金がもらえると思ってしまうので危険です。
子供がお小遣いを上げてほしいと言ってきたときは、なぜ上げてほしいのかプレゼンさせると、交渉の能力や説明力を養えるのでおすすめです。
お小遣いの使い道に口を出すのはNGです。
お子さんの自由にさせましょう。
人からの助言よりも失敗から学ぶことのほうが多いので、自分で試してみて、無駄遣いだったなあと悔しい思いをしたほうが、お金のやりくりが上手になります。
お小遣い帳をつけることで、自分でも無駄遣いがわかりやすくなるので、お小遣いをあげ始めるときに一緒にお小遣い帳をプレゼントしましょう。
お年玉などの高額な臨時収入は、金銭感覚が狂ってしまうので、親が管理して必要なときに出す、など決まりを決めておきましょう。
ぜひ参考にしてくださいね!