2019.1.25 子育て
節分についてのあれこれ
少し気が早いかもしれませんが、2月3日の節分まであと一ヶ月を切りましたね。今回は節分の由来などを調べてみました。
節分の由来
節分とは季節が変わる節目のことをいい、その節目のことを立春・立夏・立秋・立冬といいます。
つまり、節分は年に4回あるわけです。
その中で冬を乗り越えた立春は一年の始まりとして重要視されていました。
そしていつしか節分といえば立春だけをさす言葉に変わって行ったのです。
確かに節分といえば春ですね。そして、立春は2月4日頃です。
つまり、現在では節分といえば立春の前日をさす言葉になっているのです。ちなみに節分は年によって前後します。
なぜ節分に豆まきをするのか?
節分に豆まきをするのは昔は節分の頃に鬼などの不吉なものが現れる時期でした。
それらを追い払うために行われていたのが現在まで続いているわけですね。
柊鰯と焼嗅
鬼を追い払うために行われている豆まきは当然ですがメジャーですね。
しかし、他にも鬼を追い払うためのいわば魔除けはほかにもあります。そのうちの一つが柊鰯です。
この柊鰯というのは柊の小枝に焼いた鰯の頭を刺したものです。そのままですね。
鬼は鰯の匂いが嫌いとされていたようで家の前で鰯を焼いて匂いを嗅がせ、侵入を防いだと言われています。
豆まきのやり方
炒った大豆である福豆を用意し真夜中になるまで神棚に飾っておきます。
そして、真夜中に鬼はやってくるので、本来は一家の家長である主人が豆を撒くのですが、家族で撒いても大丈夫です。
玄関や窓を開けて鬼は外と声に出して豆を撒いて、それからすぐに玄関と窓を閉めてから今度は、福は内と声に出して豆を撒きます。そして最後に厄払いとして実際の年齢より一つ多く豆を食べます。
まとめ
今では節分と言ったら2月3日の立春だけを指し、豆まきは家族一緒にやる行事となっていますが、本当は四季折々にあり、豆を撒くのは家長がやるものだとか調べてみると面白いですね。