2019.6.24 健康・美容
暑さで食欲がなくなる原因は…? 対処法はこれなんです!
暑い毎日であまり食欲が湧かない…。
なんて経験があるかと思います。
夏の食欲不振の多くは夏バテが原因と言われています。
夏バテの要因として
冷房や冷たい飲食物によって【身体が冷える】ことや
暑さによって【基礎代謝】が低下することが原因としてあります。
冷房の効いた空間にいることが多く、
手軽に冷たい飲み物を摂取できる現代人にとって夏バテは
誰もが陥りやすいでしょう。
夏の身体は基礎代謝量が下がる…⁉
暑い夏は基礎代謝が上がっているイメージがありますが、
冬場の方が基礎代謝量が多いのです。
体温を一定に保つ機能、恒常性が私達にはあります。
体温が低い時、この機能によって体温が上げられる事で体温調節がされます。
体温調節に使われるエネルギーが基礎代謝量です。
夏場は暑いため、体温を上げる必要がありません、
そのため夏の基礎代謝量は低いのです。
代謝量が低い=エネルギーをあまり使わない、ということになります。
エネルギーは食事から摂るので、代謝が低い夏はあまり食欲が湧きにくくなります。
さらに冷房や冷たい飲み物で内臓が冷えることで腸の働きが鈍くなり、
消化に時間がかかることで調子が悪くなり食欲が減退する要因となります。
食欲不振になることで体の免疫が下がり、夏バテへと発展していきます。
冷房の温度を低くしすぎないなど外的要因を改善するのも良いですが、
食べることで夏バテを予防・対処することができます。
夏バテの時に必要なビタミン
内臓の働きが低下すると栄養が吸収されにくくなります、
体の為に必要なビタミンを食材と共に紹介します。
【ビタミンB1、B2】
ビタミンB1…うなぎ、豚肉、レバー、大豆、ほうれん草、ゴマ、豆腐、牛乳等
B2…納豆、卵、緑黄色野菜、うなぎ、サバ、アーモンド等
【ビタミンC】
枝豆、トマト、アスパラガス、ゴーヤ等
【クエン酸】
酢、レモン、キウイ、グレープフルーツ、パイナップル、梅干し等
【タンパク質】
卵、豆腐、かつおぶし等
【アリシン】
ニンニク、ニラ、玉ねぎ、ネギ等
これらの栄養素を積極的に摂取していきましょう。
トマトは生で食べると体温を下げる作用があるのでサラダがオススメです。
夏野菜を使用したカレーもまたオススメです。
カレーのスパイスが胃腸の働きを助け食欲を増進してくれます、
また、カレーの辛さで汗をかくことで気化熱で体温を下げる効果があります。
夏バテになったその時は
夏バテになったら無理に食べず、一口で食べられる量から調整していくと良いです。
【甘酒】
飲む点滴として有名な甘酒、アミノ酸やビタミンが含まれているので
少量しか食べることができない時の食事代わりにオススメです。
米麹で作られたものですとお子様やお酒が苦手な方も安心して飲むことができます。
【梅干し】
クエン酸が腸の働きを促し、食欲を刺激してくれます。
一口ずつ食べることができるので量の調節がしやすいです。
【プリン】
卵・牛乳・砂糖から作られるので栄養価が高く、
タンパク質を含んでいるのでオススメです。
夏バテの要因や予防方法をザッと紹介しましたが、いかがでしょうか?
夏バテを乗り切るには食事からを意識して、暑い夏を楽しく過ごしていきましょう!
ここまで読んで頂きありがとうございました。